【ゲームエンタメ株概況(7/10)】著名投資家大量取得のミラティブS高 ブシロードとセルシスが年初来高値更新【チャート掲載】

7月10日の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比813円88銭高の6万8557円73銭でこの日の取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、AI・半導体関連を中心に買われ、一時1631円01銭高の6万9374円86銭まで買われる場面があった。午後に入ると、ETFの分配金捻出に絡む換金売りも需給面での重しとなり、引けにかけて上げ幅を縮小していった。

【主要指数】
・日経225: 68,557.73(+813.88)
・TOPIX: 4,036.08(+15.71)
・ドル/円: 161.60(-0.81)
・ダウ: 52,487.41(+139.02)
・ナスダック: 26,206.89(+336.24)
・SOX: 12,960.00(+385.04)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている99銘柄のうち、上昇は56銘柄(57%)、下落は37銘柄(37%)、変わらずは6銘柄(6%)で、買い優勢だった。

この日はミラティブ<472A>がストップ高となった。前日、個人投資家の片山晃氏がベンチャーキャピタルより株式取得し、保有比率は14.27%となったと判明した。ベンチャーキャピタルによる売り圧力が減る一方、安定株主に株が移行したことで需給面での安心感が出たようだ。直近のIPOである、TOブックス<500A>やオーバーラップホールディングス<414A>なども買われた。

 

大手ゲーム関連を見ると、コナミG<9766>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、トーセ<4728>がさえない。前日発表した第3四半期決算で、営業利益が前年同期比44.8%減と2億8000万円だったことが嫌気された模様。ほか、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>、日本ファルコム<3723>が高く、イマジニア<4644>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、MIXI<2121>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、KLab<3656>が高く、モバイルファクトリー<3912>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、アカツキ<3932>が安い。

 

デバッグやミドルウェア関連銘柄は、セルシス<3663>が年初来高値を更新した。この日、6月中間決算の上方修正を行い、営業利益を15億9800万円から22億2000万円に引き上げた。「CLIP STUDIO PAINT」の販売が買い切り版・サブスク契約ともに計画を上回っため、としている。ただし、2026年12月通期の見通しは据え置いた。

ほか、ポールトゥウィンHD<3657>、デジタルハーツHD<3676>、シリコンスタジオ<3907>、CRI・ミドルウェア<3698>が高く、SHIFT<3697>、HEROZ<4382>が安い。

 

アニメ・映像関連その他は、松竹<9601>、東映アニメ<4816>、IGポート<3791>、ANYCOLOR<5032>が高く、ディー・エル・イー<3686>が変わらず、東宝<9602>、東映<9605>、エイベックス<7860>、カバー<5253>が安い。

 

ホビー・レジャー関連は、ブシロード<7803>が年初来高値を更新した。トレーディングカードゲーム(TCG)事業の海外展開を加速すると発表したことが好感されたようだ。タカラトミー<7867>、ハピネット<7552>、GENDA<9166>が高く、フリュー<6238>、ラウンドワン<4680>、イオンファンタジー<4343>が安い。

 

書籍・IP関連は、サンリオ<8136>、オーバーラップHD、TOブックス、アルファポリス<9467>、ビーグリー<3981>が高く、KADOKAWA<9468>、エディア<3935>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、monoAI technology<5240>やミラティブ、ブシロード、サイバーステップ<3810>、アピリッツ<4174>が値上がり率上位となり、サン電子<6736>、HODL1<2345>、ソニーG<6758>、SHIFT<3697>、イオレ<2334>が値下がり率上位となった。

 

【ゲーム・エンタメ関連株一覧】

※時価総額の単位は億円。