
セガは、7月15日に、NVIDIA主催のゲーマーイベントに参加した。
本イベントはNVIDIAの創業者/CEO ジェンスン フアン氏の来日にあたって実施された特別イベント。セガからは代表取締役会長 CEOの里見治紀氏、代表取締役 社長執行役員 COOの内海州史氏が登壇。また、NVIDIA創業初期にゆかりの深い元セガ・エンタープライゼス代表取締役社長・副会長の入交昭一郎氏(現・有限会社入交昭一郎 代表取締役)、さらに「バーチャファイター」シリーズや『シェンムー』など数々のセガタイトルを手掛けたゲームクリエイター・鈴木裕氏(株式会社YS NET 代表取締役)も登場し、歴史的な再会を果たした。
会場となった、日本有数のゲームカルチャーの発信地・秋葉原にあるGiGO秋葉原3号館6階「RETRO:G(レトロジー)」には、「バーチャファイター」シリーズのファンやプレイヤーを含む約100名が来場。ステージ背面には『バーチャファイター』をはじめとするセガの歴代アーケード筐体が並び、歴史的イベントにふさわしい特別な空間での開催となった。
両社の関係は、1990年代にまで遡る。当時セガは、次世代3Dゲームの開発を通じて、世界のゲーム産業の進化を牽引していた。『バーチャファイター』に代表されるリアルタイム3DCG技術は、新たなグラフィックス技術への需要を加速させ、その過程で創業間もないNVIDIAとの接点が生まれた。その後、セガとNVIDIAは、次世代ゲーム機向けグラフィックス技術の開発に取り組んだが、技術的潮流の変化を受け、最終的な採用には至らなかった。しかし当時、セガ副社長であった入交氏は、NVIDIAの将来性に大きな可能性を見出し、同社を支援する決断を下した。この出来事については、ジェンスン フアンCEOがこれまで講演やインタビューなどでたびたび言及されている。
ジェンスン フアンCEOは、セガとNVIDIAの歴史や関係性について語り、「セガの援助がなければ、NVIDIAが今日お伝えしていることを実現できなかったでしょう。皆さんの友情、サポート、そして私たちを信じてくださったことは、私にとって非常に大きな意味を持っています。日本は私にとってこれからもずっと大切な場所であり、セガもまた、これからもずっと大切な存在です」と述べた。
さらに、セガは、2027年発売予定の『VIRTUA FIGHTER CROSSROADS』を皮切りに、セガの名作タイトルがNVIDIA RTX Sparkに登場することを明らかにした。同作がNVIDIA RTX
SparkノートPC上で披露されると、ジェンスン フアンCEOは「とても美しい」と称賛し、会場のプレイヤーたちからも大きな期待の声が寄せられた。
これまでの歩みを礎に、今後のエンタテインメント体験や技術領域における新たな可能性に向けて、両社の協力関係をさらに深めていく。
▲NVIDIA製GPUを採用したアーケード基板「LINDBERGH(リンドバーグ)」にサインが入っている。
■イベントを終えて、ゲストのお二方よりコメントを頂きました■
入交昭一郎氏
Jensenは技術の可能性を信じ、常に新しい分野を拓く技術に挑戦していた。そのような信念と行動がAI技術をリードするNVIDIAを作りあげたと思う。当時、困難な状況にあった時、微かな可能性と彼の人柄を信じJensenに賭けた自分を誇りに思う。
鈴木裕氏
ジェンスンさんに久しぶりに会えて懐かしくもあり、昔に戻った気がしました。バーチャファイターをきっかけにシェーディングやテクスチャマッピングなどの話に没頭したことを覚えています。30年経っても変わらぬ友情を確かめ合う機会をいただき、感謝!
イベント概要
日 時 :2026年7月15日(水)18:00~18:30
会 場 :GiGO 秋葉原3号店 6F RETRO:G
登壇者(順不同・敬称略):
NVIDIA Corporation CEO ジェンスン フアン
有限会社入交昭一郎 代表取締役 入交昭一郎
株式会社YS NET 代表取締役 鈴木裕
株式会社セガ 代表取締役会長 CEO 里見治紀
株式会社セガ 代表取締役 社長執行役員COO 内海州史
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)

