テレビ東京HD、有力アニメIPの展開を加速 『NARUTO』25周年、『BLEACH』『ブラッククローバー』新作放送へ

テレビ東京ホールディングス<9413>は、2027年3月期第1四半期決算説明資料で、有力アニメIPの展開をさらに強化する方針を示した。2027年にアニメ放送25周年を迎える『NARUTO-ナルト-』を中心にライセンス事業を拡大するほか、『BLEACH 千年血戦篇 -禍進譚-』と『ブラッククローバー 2nd Season』の新作放送を通じてグローバル市場での成長を狙う。
■『NARUTO』は25周年へ カードゲームなど新規展開も
『NARUTO-ナルト-』は2002年の放送開始以来、『NARUTO-ナルト- 疾風伝』『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』へとシリーズを展開し、現在では145以上の国・地域で放送・配信される世界的人気IPとなっている。テレビ東京HDは2027年のアニメ放送25周年に向けて事業を拡大する方針だ。
放送や配信に加え、
・ ゲーム
・ 商品化
・ 海外テーマエリア
・ 舞台
・ 音楽フェス
・ 歌舞伎
など幅広いライセンス展開を進めている。
代表例として、『火影忍者モバイル』『NARUTO X BORUTO ナルティメットストーム コネクションズ』に加え、『Fortnite』『PUBG』『荒野行動』とのコラボレーションを展開。さらに2026年にはフランスのテーマパーク「パルク・スピルー・プロヴァンス」でテーマエリアを開設し、2027年には新たなカードゲーム「NARUTO CARD GAME」の投入も予定している。
■『BLEACH 千年血戦篇』最終クールが始動
『BLEACH』では、最終章を描く『BLEACH 千年血戦篇』の最終クール「禍進譚」が2026年7月から放送開始となった。放送に先立ち、日本だけでなく米国、カナダ、フランス、オーストラリア、韓国など世界各国で劇場先行上映を実施。海外でも多くの観客を動員しており、世界同時展開を意識したプロモーションを進めている。
■『ブラッククローバー』は2nd Seasonが10月放送
『ブラッククローバー』は2026年10月クールに2nd Seasonを放送する。2017年から放送されたTVアニメは170話まで展開し、2023年公開の映画はNetflixで世界同時配信された。新シーズンについても、グローバル市場でさらなる成長を期待しているとしている。
■売上ランキングでも『NARUTO』が首位 新作投入と既存IPの両輪で成長へ
同社が開示した第1四半期のアニメタイトル別売上ランキングでは、
1. NARUTO
2. BORUTO
3. 遊☆戯☆王
4. ポケットモンスター
5. ブラッククローバー
となった。
首位の『NARUTO』に加え、続編『BORUTO』が2位に入り、両シリーズがテレビ東京のアニメライツ事業をけん引していることがうかがえる。また、『遊☆戯☆王』『ポケットモンスター』といった長寿IPが上位を占める一方、2026年10月に2nd Seasonの放送を控える『ブラッククローバー』も5位にランクインした。
今回、『NARUTO』の25周年施策に加え、『BLEACH 千年血戦篇 -禍進譚-』や『ブラッククローバー 2nd Season』といった新作展開を前面に打ち出している。売上ランキングを見る限り、テレビ東京は既存のグローバルIPから安定収益を確保しながら、新作アニメを投入してIP価値を高める戦略を一段と強化しているようだ。
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会社情報
- 会社名
- テレビ東京
会社情報
- 会社名
- 株式会社テレビ東京ホールディングス
- 設立
- 2010年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 小孫 茂/代表取締役社長 石川 一郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9413
