グリーホールディングス<3632>は、8月7日、2026年6月期の連結決算を発表、ゲーム事業において既存タイトルを中心とした事業運営となって軟調に推移したことにより、減収・営業減益となった。
なお、為替相場の変動により保有する外貨建資産に為替差益が生じたことで、経常利益と最終利益は増益となった。
■2026年6月期決算実績
売上高513億2400万円(前々期比10.1%減)
営業利益40億2600万円(同17.2%減)
経常利益49億3600万円(同31.3%増)
最終利益40億8800万円(同242.3%増)
■各セグメントごとの状況
①ゲーム事業 売上高294億3900万円(前々期比20.3%減)、営業利益37億1200万円(同19.2%減)
既存タイトルの長期運営体制による収益安定化に取り組むとともに、新規タイトルの開発を進めた。期中は既存タイトルを中心とした事業運営となり軟調に推移した。
②VTuber事業 売上高91億6400万円(同10.7%増)、営業利益14億8600万円(同125.1%増)
プラットフォーム事業において、「REALITY」のコンテンツ拡充および機能拡充を進めた。また、プロダクション事業における積極的な投資を継続し、VTuber事業全体で堅調に推移した。
③IP事業 売上高18億1200万円(同4.3%増)、営業損益2300万円の赤字(前年同期2億8200万円の黒字)
ライセンス事業が軟調に推移しながらも、セグメントにおける新規事業の本格的な立ち上げに向けた投資などを継続して進めた。
④DX事業 売上高74億1400万円(同5.3%増)、営業利益9億7400万円(同5.6%増)
リカーリング型の事業構造への転換に向けた積極的な投資を継続しながらもDX事業全体で計画通り進捗し、堅調に推移した。
⑤エンジニアリング事業 売上高13億2100万円(同328.7%増)、営業利益7億1200万円(同306.3%増)
グループ共通技術部門における長年の社内運用で蓄積された高度な開発・運用のノウハウや実用的な技術アセットを、新規事業として社外へ提供開始した。
⑥投資事業 売上高26億2100万円(同21.7%減)、営業益7億1500万円の赤字(前年同期4億1300万円)
インターネット・IT領域を中心に投資するベンチャーキャピタルやスタートアップへの投資に取り組んだ。投資先ファンドからの分配は減少し、また、投資先ファンドにおける保有株式の評価替えの影響等により軟調に推移した。
■2027年6月通期の見通しは売上高と営業利益のみを開示
2026年6月期通期の連結業績予想は、売上高と営業利益のみを開示しており、以下のとおり。
なお、経常利益と最終利益については、営業外における投資活動に伴う評価損益等の変動が予測され合理的な算出が困難なため、非開示としております
売上高510億円(前期比0.6%増)
営業利益39億円(同3.1%減)
会社情報
- 会社名
- グリーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 最高経営責任者 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高571億1100万円、営業利益48億6000万円、経常利益37億6000万円、最終利益11億9400万円(2025年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632