
ナレッジホールディングスは、AI検索の普及に伴う生活者の意識を把握するため、全国20〜59歳の男女308名を対象に「AI検索とジャンル別の信頼度」に関する調査を実施した。
<以下、ナレッジHDのレポート>
※ナレッジホールディングス株式会社(https://knowledge-hd.co.jp/)調べ
その結果、「AIだけに頼るのは危険」と感じるジャンルの上位は医療・病気(51.95%)、投資・資産運用(50.00%)、法律(48.70%)であり、回答者の65.3%が実際にAI検索で誤情報を見た経験を持つことが明らかになりました。一方、重要な判断を「AIだけ」で行う人はわずか5.19%にとどまり、多くの生活者がAIの回答を参考情報として位置づけ、一次情報や専門家の見解と併用していることがわかりました。
■ 調査概要
調査対象
全国の20代〜50代の男女(インターネットユーザー)
サンプル数
308名
調査時期
2026年7月
調査方法
インターネットによるアンケート調査
■ 調査背景
生成AIによる検索・要約が生活に浸透する一方、「AIの回答をどこまで信用してよいのか」という声も増えています。当社は、コンテンツマーケティング支援を行う立場から、生活者がAI検索とどう向き合っているのかを定量的に把握するため、本調査を実施しました。
調査結果1:「AIに聞かない方がいい」ジャンルの上位は医療・投資・法律
「AIだけに頼るのは危険だ」と思うジャンルを複数回答で尋ねたところ、最多は医療・病気(51.95%)で、僅差で投資・資産運用(50.00%)、法律(48.70%)が続きました。税金・確定申告(41.88%)、政治・選挙(40.58%)も4割を超え、「命・お金・権利」に関わる分野ほど警戒感が強い結果となりました。「あてはまるものはない」と回答したのはわずか4.55%で、9割以上が何らかのジャンルでAIに全面的には頼らない方がよいと感じています。

図1.「AIだけに頼るのは危険」と思うジャンル TOP10(n=308・複数回答)
調査結果2:誤情報を見た経験がある人は65.3%
AI検索で間違った情報を見た経験について尋ねたところ、「何度もある」31.17%、「数回ある」26.30%、「一度ある」7.79%となり、合計65.26%が誤情報に遭遇した経験を持つことがわかりました。特に「法律」「税金・確定申告」「学術・研究」を危険なジャンルとして挙げた回答者は、誤情報経験率が全体平均(65.3%)を上回る約70%に達しており、警戒感の背景に実体験があることが裏付けられました。

図2.AI検索で「間違った情報を見た」経験(n=308・単一回答)
調査結果3:重要な判断を「AIだけ」で行う人はわずか5.19%
購入・契約・受診など重要な判断の場面でAI検索をどう活用しているか尋ねたところ、「AIを参考にして他でも確認する」35.71%、「必ず他の情報源でも確認する」29.22%を合わせて64.93%が複数の情報源を併用する“ダブルチェック派”でした。「AIでは重要な判断はしない」も29.87%存在し、「AIだけで判断することが多い」は5.19%にとどまりました。

図3.AI検索だけで重要な判断をしますか?(n=308・単一回答)
■ 弊社考察
65.3% がAI検索で誤情報を見た経験あり
94.8% が重要な判断をAIだけで完結させない
・「AIだけに頼るのは危険」と感じるジャンルの上位は、医療・病気、投資・資産運用、法律など、命・お金・権利に関わる分野。
・回答者の65.3%が実際にAI検索で誤情報を見た経験を持ち、警戒感の背景には実体験がある。
・重要な判断でAIのみに頼る人はわずか5.19%。多くの人が一次情報や専門家の見解と併用している。
本調査結果から、AI検索・生成AIによる要約が普及するほど、企業や専門家には「AIに要約されて終わり」ではなく、AIに引用され、かつ生活者が最終確認のために訪れたくなる「一次情報としての信頼性」が求められていると考えられます。当社は、こうした調査結果を踏まえ、AI検索時代に信頼される情報発信・コンテンツマーケティング支援を今後も強化してまいります。
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