12月6日付の日本経済新聞電子版は、KLab<3656>が自社のゲームを模倣されたとして、クルーズ<2138>を相手に、ソーシャルゲーム提供の差し止めと5500万円の損害賠償を求める訴訟を起こすことを決めた、と報じている。
報道によれば、著作権侵害と民法の不法行為を根拠とし、6日にも東京地裁に提訴するとのこと。クルーズのソーシャルゲーム「チーム×抗争 ギャングキング」が、KLabの看板タイトル「真・戦国バスター」のゲームシステムやヘルプの記載方法などに酷似しているという。KLabは同様に「痛快×対決!俺の空」についても別途、対応を検討するとしている。
なお、当サイトの取材に対し、KLabでは「その方向で検討している。本日中に改めてリリースを出すので、詳細はそちらを確認して欲しい。」とコメントしている。
■関連サイト
プロ野球参入のDeNA、本業揺さぶる「場外乱闘」 模倣・訴訟…問われるソーシャルゲーム業界の健全性
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 真田 哲弥
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高83億600万円、営業損益13億4200万円の赤字、経常損益12億8000万円の赤字、最終損益27億8200万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高141億9100万円、営業損益10億2500万円の赤字、経常損益8億3700万円の赤字、最終損益5億3000万円の赤字(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138