11月25日付けの新聞記事 コーエーテクモのモバイル・オンライン事業は今期黒字に
コーエーテクモのモバイル・オンライン事業が今期は黒字に転換する見通しとの記事がありました。
そのほか、昨日見落としたヤフーの記事なども載せました。
■コーエーテクモHDのモバイル・オンライン事業、今期は黒字転換
11月25日の日本経済新聞朝刊は、コーエーテクモホールディングス<3635>の2011年3月期のオンライン・モバイル事業の営業損益が6000万円程度の黒字(前期8億円強の赤字)になりそうだと報じています。上期には、不採算だったオンラインゲーム3タイトルから撤退したことで費用負担が軽減したほか、「100万人の信長の野望」などモバイルソーシャルゲームの売上が堅調に推移していることが主な要因だそうです。
■ガンホー森下社長、オンラインゲームは複数端末で同時展開 新SNS「フィルミー」も紹介
11月25日付けの日経産業新聞の「ナビゲーター」に、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3635>の森下一喜社長が登場しています。記事によれば、森下社長は、2011年のキーワードはスマートフォンになるとみているそうです。オンラインゲームは、これまでパソコン向けが主力市場としていましたが、今後は一つのゲームをパソコン、スマートフォン、ゲーム機といった複数の端末に同時展開できる体制を整えるとのこと。
また、12月中に開始する予定のSNS「フィルミー」も紹介されています。アバターに写真や動きをつけて様々な表現をしながら気持ちを直感的につぶやけるもので、ツイッターとも連携。ツイッター上のフォロワーや友人を登録しておけば、これまでのように文字でつぶやかなくても、感情表現やゲームなどでコミュニケーションがとれるものになるそうです。まずはソフトバンクモバイルのスマートフォンの新端末に対応していく、としています。
■ヤフー、開発機能を外部の開発者に開放 近く「Yahoo!アプリ」を新設
11月24日付けの日本経済新聞朝刊は、ヤフー<4689>が外部のソフト開発者などが自社サイト内にあるソフト開発・配信機能を自由に使える仕組みを導入すると報じています。PCやスマートフォンで使えるアプリなどの開発を促してサイトの集客力を高めることに加え、アップルなどが外部のソフト開発力を活用したアプリ配信事業モデルでサイト収入を拡大することが狙い。
ヤフーは、近く会員向けPCサイト「Yahoo!アプリ」を新設し、2011年春にはスマートフォン版も開設するそうです。アプリの種類は、娯楽や便利機能、情報配信などの36分野で、有料アプリの収入は契約に応じて開発者とヤフーで分け合うとのこと。ソフト開発機能は、クラウドコンピューティングで提供し、月内にもアプリ開発基盤を稼働する、としています。自前の開発設備を持たないソフト開発者も利用できることから、ヤフーでは多様なアプリの開発が進むと期待しているようです。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765
会社情報
- 会社名
- ヤフー株式会社
- 設立
- 2019年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 小澤 隆生
- 決算期
- 3月