エイティング<3785>は、本日(2月8日)、第1四半期(10-12月期)の連結決算を発表し、売上高18%増を伸びたものの、経常損益1700万円と赤字継続となった。ソーシャルゲームなどモバイルコンテンツの売り上げが伸びたものの、下期に収益が集中するため、第1四半期は赤字となった模様だ。
同社の発表した第1四半期決算は、売上高4億5100万円円(前年同期比18.0%増)、営業損益1700万円の赤字(同1200万円の赤字)、経常損益1700万円の赤字(同1200万円の赤字)、四半期純損益1700万円の赤字(同1700万円の赤字)だった。
セグメント別の状況は以下のとおり。
■ゲームソフト開発事業は、売上高2億9900万円(同15.9%減)、営業利益9500万円(同0.2%増)だった。PS3やXBOX360向けの複数のタイトルの開発を進めているが、開発規模の大型化の傾向が強まっている。成果物の規模見積や作業項目、役割分担などを早期に明確化していくことで、開発工程や原価管理の改善を行っている。
■モバイルコンテンツ開発事業は、売上高1億5100万円(同479.5%増)、営業損益200万円の赤字(同400万円の赤字)だった。SNSコンテンツの需要の拡大に対応すべく、初期開発並びに運用業務を行った。現在、人員採用により開発体制の強化を図っている。
■ネットワークコンテンツ開発事業はは、オンラインゲームの運営開始に向けた準備を行なっている。売上高、営業損失は計上されなかった。
■2012年9月期の見通し
2012年9月期は、売上高24億6700万円(前期比12.6%増)、営業利益2億1500万円(同1.8%増)、経常利益2億1200万円(同1.4%増)、当期純利益7200万円(同23.8%減)を見込む。