コムシード、第3四半期は営業益68%減…「グリパチ」など新サービス関連のコスト先行

パチンコ・パチスロ系のモバイルコンテンツを提供しているコムシード<3739>は、本日(2月9日)、第3四半期累計(4-12月期)業績を発表し、売上高7億3300万円(前年同期比13.0%減)、営業利益1400万円(同68.7%減)、経常利益300万円(同92.1%減)、四半期純利益ゼロ(同96.8%減)だった。     ワークジャムよりソーシャルゲーム事業の一部を譲り受けるとともに、「GREE」で配信するパチンコ・パチスロポータル「グリパチ」の企画・開発を行ったため、費用が先行する形となったようだ。「グリパチ」は、1月より正式サービスを開始しており、今後収益に寄与してくるものと見られる。このほか、「アントニオ猪木が元気にするパチスロ機」のiOS版の販売や、オンラインゲーム「ダークエデン」もトライアルサービスを開始した。  

  2012年3月期は、売上高11億円(前期比2.8%減)、営業利益5000万円(同0.2%減)、経常利益4700万円(同5.9%減)、当期純利益4000万円(同72.6%増)を見込む。