モバイル広告大手のマイクロアドは、本日（5月30日）、APAC（アジア太平洋地域）において、DSP「MicroAd BLADE」の事業展開を開始することを明らかにした。
6月よりベトナムに展開することを皮切りに、今秋をメドにインドで設立する子会社を通じて事業を展開する。同時に営業拠点をシンガポールに設立し、提供エリアの拡大に注力する。
マイクロアドは、これまで海外では2011年に中国上海に子会社を設立、同年にインドネシアジャカルタに現地企業との合弁会社「PT MicroAd Indonesia」を設立して、DSP「MicroAd BLADE」の提供している。
今後、APAC各国の言語・通貨への対応を進めることで、広告主は、国を越えて同一インターフェースで広告を一元的に管理することができる。日本製DSPの海外展開は「MicroAd BLADE」が初めてとなる。
同社によれば、ベトナム・インド・シンガポールでは、インターネットユーザーの普及率の伸び、インターネット広告市場の成長が期待されているという。
