グリー<3632>は、韓国のソーシャルゲーム開発会社Paprika Labの全株式を取得し、子会社化した。グリーの韓国子会社GREE Koreaが本日(6月7日)明らかにした。
Paprika Labは、韓国国内では有数のソーシャルゲーム開発会社として位置付けられており、有名なMMORPGの開発をはじめとする豊富な開発経験を持つ優秀な人材が多数在籍している。MAU(Monthly Active User)150万人以上を記録したFacebookのソーシャルゲーム「HeroCity」などを開発した実績を持つ。
一方、グリーは、グローバル統合プラットフォーム「GREE Platform」を5月に公開し、GREE Platformで提供するソーシャルゲームの開発力を強化している。グリーは、その一環として、すでに韓国Mobicleなど開発会社との資本業務提携を行っている。
両社は、モバイルソーシャルゲームをすでに共同開発を行なっており、今回の契約でPaprika Labの優れた開発力と、日本で培ってきたグリーのモバイルソーシャルゲームのノウハウと経験を融合させ、より魅力的なモバイル・ソーシャル・ゲームを「GREE Platform」を通じて世界各国に提供する予定。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632