創通<3711>は、本日(7月9日)、2012年8月期の連結業績予想について、売上高予想を4.7%、営業利益を25.0%上方修正を行った。
発表された決算は、売上高180億円(前回予想172億円)、営業利益27億円(同21億6000万円)、経常利益27億5000万円(同22億円)、当期純利益14億円(同11億5000万円)だった。
従来予想からの修正率は、売上高が4.7%増、営業利益が同25.0%増、経常利益が同25.0%増、当期純利益が同21.7%増となる。
同社によれば、主力のライツ事業については、主力の「ガンダム」シリーズで、家庭用ゲームソフト、アーケードゲーム、ソーシャルゲームの利用が相乗効果により増加し、版権収入が予想を上回って推移した。「ガンダム」シリーズ以外のキャラクターについても、商品化等に係る版権収入が予想を上回る見通し。
アニメ番組のプロデュース事業で、制作出資に伴う製作委員会の組成が期初計画の10作品から14作品に、取扱を含めたプロデュース作品数は映画を含め期初計画の15作品から16作品になるなど予想を上回って順調に推移した。とりわけ「咲-Saki-」「ジュエルペット」「カードファイト!!ヴァンガード」「ゆるゆり」などが寄与したとのこと。
■第3四半期決算は営業益81%増
同時に、第3四半期の決算も発表しており、売上高が前年同期比27.8%増の137億1000万円、営業利益が同81.3%増の23億8100万円、経常利益が同80.6%増の24億1100万円、四半期純利益が同92.4%増の13億1000万円だった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社創通
- 設立
- 1965年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 難波 秀行
- 決算期
- 3月