ガンホーの2Q、『パズル＆ドラゴンズ』寄与し56％増収・99％営業増益を達成！

同社では、スマートフォン向けパズルRPG『パズル＆ドラゴンズ』がApp Storeのトップセールスランキングで1位を獲得するなど好調に推移したことに加え、PlayStation Vita 向け『ラグナロク オデッセイ』が累計販売本数を着実に積み上げたことなどが奏功した、としている。経常利益の伸びが小さいが、これは前年同期に営業外収益に計上されていた負ののれん償却額が計上されなくなったことによる。

各セグメント別の状況は以下のとおり。

■PCオンライン事業は、売上高41億3200万円（同1.6％減）、営業利益8億8100万円（同25.5％減）だった。主力ゲームタイトル「ラグナロクオンライン」は、未だ安定した人気を誇っているほか、オリジナルタイトル「エミル・クロニクル・オンライン」でもゲーム内外でのイベントやキャンペーン等を実施し、新規ユーザーの獲得と既存ユーザーへのサービス拡充に努めた。

■モバイルコンシューマ事業は、売上高31億3200万円（同565.3％増）、営業利益5億4200万円（前年同期3億4100万円の赤字）と大幅増集・黒字転換に成功した。『パズル＆ドラゴンズ』が好調に推移し、90万ダウンロードを突破した。

■2012年12月期の見通し

2012年12月期の業績見通しについては非開示としている。同社では、連結子会社で米国NASDAQ市場に上場しているGRAVITYが業績予想を開示しない方針としているため。