KLab<3656>は、本日(9月14日)、子会社KLab Global Pteを通じて、同社初のグローバル向けタイトルとなる『Lord of the Dragons』を米国をはじめとする世界154のApp Storeで提供を開始したことを明らかにした。日本では未発売。これまでカナダで試験的に提供していた。
本作は、エルフやドワーフなどの他種族にわたるユニットを仲間に加えながら、ドラゴンに支配された世界を旅するクエストやプレイヤー同士のバトルを楽しむことができる。欧州マーケットでも人気の中世ファンタジーの世界観と、リッチで美麗なリアリズム系のグラフィックを採用した。
ベースとなるゲームシステムは、App Storeでトップセールス1位を獲得した「真・戦国バスター for iPhone」だが、日本型カードバトルに慣れていない欧米人に馴染みやすいようになっているという。その意味で、日本型のゲームシステムと欧米で人気の世界感・グラフィックを融合させたタイトルといえる。
KLabでは、米国サンフランシスコに現地法人KLab Americaを設立し、北米のオンラインゲーム・マーケットの調査を進めてきたが、その結果、グローバルマーケット向けの最初のタイトルは、日本で売れたゲームをローカライズするのではなく、北米及び欧州マーケット向け専用にゼロから企画を起こしたタイトルを投入することにした、としている。
なお、今後、iPadに対応するとともに、Android端末やKindleにも近日中に対応する予定。さらに、言語についても、英語版に加え、日本語や中国語版も提供する。
■『Lord of the Dragons』
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© KLabGames Inc. KLab Global Pte. Ltd.
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656