位置ゲーのイメージ脱却を図るコロプラ、スマホ向けソーシャルゲームを出展…人気モデルによるステージも注目

コロプラは、東京ゲームショウに初めてブース出展を行なっている。コロプラといえば、位置情報ゲーム「コロニーな生活」で有名だが、いまや、スマートフォン向けゲームアプリの有力メーカーの一社に位置づけられている。ただ、コロプラは、位置ゲーで華々しく登場・成長しただけに、業界内外ではいまだに位置ゲーの会社というイメージが根強い。今回の出展を通じて、この状況を変えたいと考えているようだ。 実際、コロプラは、スマートフォンアプリのトップ企業と呼ばれるにふさわしい実績をあげている。「Kuma the Bear」ブランドで展開するカジュアルゲームと、ソーシャルゲームを展開し、アプリの累計ダウンロード数は1000万件を突破したほか、ソーシャルゲーム「秘宝探偵」と「プロ野球PRIDE」は、Google PlayとApp Storeの売上ランキング上位の常連だ（関連記事）。スマートフォンアプリへの参入当時、Androidアプリからリリースし、iOSアプリとしてリリースするスタイルも非常にユニークな手法として注目を集めた。 さて、今回のブースでは、「秘宝探偵」や「プロ野球PRIDE」、「恐竜ドミニオン」など位置ゲー要素を盛り込んだソーシャルゲームが体験できる試遊コーナーを出展している。今回の出展では、最新作「恐竜ドミニオン」の認知度アップを狙った模様だ。福井を舞台にした来春公開予定映画「恐竜を掘ろう」のPR宣伝隊「Dガールズ」が「恐竜ドミニオン」の応援に来ていた。恐竜関係のイベントとのタイアップも行なっており、今後の伸びが期待される。特典アイテムなどのインセンティブはなく、純粋にゲームに興味を持った人に遊んでもらいたいと考えているものとみられる。  

  また、ステージイベントでは、人気モデルとクマによるショータイムが注目だ。2010日本レースクイーン大賞グランプリ受賞の美波千夏さん、レースクイーン・オブ・ザ・イヤー 10-11受賞の丸山えりさん、2011日本レースクイーン大賞準グランプリ受賞の高橋としみさんが出演している。セクシーでかわいらしい衣装が印象的だ。ダンスショー終了後には、出演した3名の撮影会も行われた。コロプラによると、ダンスショーは、東京ゲームショウの開催期間中、毎日行われるとのこと。興味のある方はぜひどうぞ。