KLab<3656>は、本日(9月28日)、シンガポール子会社のKLab Globalを通じて、イトクロの孫会社である轶腾酷(上海)信息科技有限公司(YTK)のソーシャルアプリケーション開発部門を取得すると発表した。KLab Globalが11月にも中国子会社「KLab China」を設立し、新会社がYTKの同事業を12月1日付けで譲り受ける。買収価額は非開示。
今回、KLab Chinaが事業を譲り受けるYTKは、開発12名、企画9名、デザイン9名、インフラ3名、管理部門等5名の38名が在籍しており、日本国内のMobageやGREE、mixi向けに「禁断のグリモワール」など13タイトルを開発した実績がある。また、DeNA China向けにもゲーム開発を行っている。今回の事業譲り受けにより、KLabは、38名の人員を獲得し、中国で開発をスタートする体制を整えることができる、としている。
新会社は、日本向けとグローバル向けに配信するゲームを開発することでコスト低減を図るとともに、日本やその他の拠点で開発したソーシャルゲームの中国向けに開発・ローカライズ・マーケティングを行い、中国国内の各種スマートフォン向けプラットフォームに提供する。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656