8月の国内携帯電話・PHS出荷台数は9.3%減の276万台…スマホ比率は67.7%に

電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、本日(10月10日)、8月の携帯電話・PHSの国内出荷台数について、前年同月比9.3%減の276万8000台だったと発表した。4ヵ月連続でのマイナスとなった。

内訳は、スマートフォンが19.3%増の187万3000台となり、スマートフォン比率は67.7%となった。スマートフォンの出荷は7月に引き続き好調で、スマートフォン比率も6割を超え過去最高となったが、フィーチャーフォンの減少を補えなかった。携帯電話は8.6%減の266万5000台だった。また、PHSについては24.4%減の10万3000台となり、2ヵ月ぶりのマイナスだった。

 

 

 

JEITA/CIAJの発表する統計は、富士通やソニーモバイルコミュニケーションズ、シャープ、カシオ計算機など日本メーカーの実績を集計したものだ。国内で大きなシェアを占めるアップルやサムスンなどを含めると、スマートフォンの比率はさらに高くなっている可能性がある。