ブロッコリー<2706>は、この日(10月11日)、『うたの☆プリンスさまっ♪Debut』が好調だったことを受け、2013年2月期の業績予想を上方修正した。前期も『うたの☆プリンスさまっ♪』が同社の復活を支えたが、今期も引き続き好調を維持しているようだ。
会社側の発表した修正業績予想は、売上高39億円~40億円(前回予想36億円~38億円)、営業利益6億円~6億5000万円(同4億50000万円~5億5000万円)、経常利益6億円~6億5000万円(4億5000万円~5億5000万円)、当期純利益6億3000万円~6億8000万円(4億5000万円~5億5000万円)だった。
ゲーム部門では、2012年5月に発売したゲームソフト『うたの☆プリンスさまっ♪Debut』の売上が好調であったほか、関連作品のバックオーダーが順調なことなどにより、ゲーム部門は期初計画を上回った。
CD部門では、2012年7月に発売した『うたの☆プリンスさまっ♪』関連CDである『うたの☆プリンスさまっ♪Shining All Star CD』の売上が期初計画を大幅に上回ったほか、新規のタイアップCDも期初計画を上回った。
また、カードゲーム部門については、2012年7月に発売したトレーディングカードゲーム『Z/X(ゼクス) -Zillions of enemy X-』の売上が大変好調で、期初計画を大幅に上回ることができた。グッズ部門も堅調に推移した。
■第2四半期決算
ブロッコリーが同時に発表した第2四半期(3~8月期)の決算は、売上高21億0500万円(前年同期比61.0%)、営業利益3億6800万円(同28.4%増)、経常利益3億6700万円(同31.9%増)、四半期純利益3億8300万円(同139.9%増)だった。