日本ファルコム<3723>は、本日(11月14日)、2012年9月期の決算発表を行い、売上高12億7100万円(前期比18.6%減)、営業利益3億4100万円(同35.9%減)、経常利益3億4300万円(同35.8%減)、当期純利益2億1600万円(同32.0%減)だった。
同社では、新製品「那由多の軌跡」を今年7月に、「イース セルセタの樹海」を9月に発売し、いずれも高く評価されたものの、前期に発売し大ヒットを記録した「英雄伝説 碧の軌跡」の収益には及ばなかった模様だ。
またコンテンツのアニメ、コミック、ノベルズなど各方面へのメディア展開を進めたほか、音楽CDやドラマCDの制作販売、ダウンロード販売サイトにおける音楽配信、ライブや販売イベントなどのほか、フィギュアなど様々なグッズ展開を進めた。
部門別の概況は、製品部門が売上高9億9100万円(前期比29.2%減)、ライセンス部門が売上高2億8000万円(同72.7%増)となった。
■2013年9月期の見通し
2013年9月期は、売上高17億円(前期比33.7%増)、営業利益5億円(同46.3%増)、経常利益5億円(同45.7%増)、当期純利益3億円(同38.4%増)を見込む。「空の軌跡」、「零の軌跡」、「碧の軌跡」に続く最新作の発売を予定しており、増収増益となる見通し。
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723