GMOインターネット<9449>グループのGMO VenturePartnersは、新たなベンチャーキャピタル(VC)ファンド「GMO VenturePartners 3 投資事業有限責任組合」を設立し、新規投資を開始した。
このファンドは、スマートフォンやアドテクノロジー、プラットフォーム、Eコマース/決済、エンタープライズ・ソーシャルの分野におけるスマートフォン、ソーシャル関連の技術・サービスに関わるベンチャー企業を支援するVCファンド。投資案件の第一号として、東南アジア初となるマイクロペイメント(小額決済)を新しいキャリア決済で実現するCoda Payments(シンガポール)に出資した、としている。
なお、GMO VenturePartnersは、2005年よりGMO VenturePartners投資事業有限責任組合とブログビジネスファンド投資事業有限責任組合、Social Ad & Commerce technology Fundなど総額約23億円を運営している。こうした既存ファンドの新規投資を完了し、現時点で投資先5社がIPOを達成、主力ファンドではすでにファンド元本以上の投資リターンを実現した。
今回、GMOVenturePartnersは、新たな投資テーマを設定し、より大きなリターンを目指すため、今回のファンドを設立したと説明している。従来の日本国内や中国に加えて、成長著しい東南アジアにおける広告、EC、決済、スマートフォンなどの分野への投資も想定したファンドになるという。
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