ガイアHD、2012年12月期は28%減収・営業赤字に

ガイアホールディングス<3727>の2012年12月期の連結決算は、売上高74億9900万円(前期比28.6%減)、営業損益24億6300万円の赤字(前期4億1600万円の黒字)、経常損益24億8600万円の赤字(同3億8400万円の黒字)、当期純損益33億7100万円の赤字(同5億1000万円の黒字)だった。     ■ソフトウェア基盤事業は、売上高23億9900万円(同44.0%減)、営業損益14億9800万円の赤字(同4億6800万円の黒字)だった。海外市場や国内市場でのスマートフォンの普及に伴い、アプリックスのフィーチャーフォン向け「JBlend」搭載端末数が減少した。またスマートフォンと家電製品、蛍光器具、玩具、フィットネス機器などと接続する技術開発を進めており、その先行投資負担も影響した。 ■コンテンツ・サービス等事業は、売上高51億1300万円(同17.9%減)、営業損益6億8500万円の赤字(同4700万円の赤字)だった。ジー・モードでは、フィーチャーフォン向け公式コンテンツの売上減少トレンドが続いたほか、本社移転費用、ソーシャルゲームのプロジェクトの延期・中止を行った。AICでは、「ストライクウィッチーズ」や「アマガミ」、「ペルソナ4」などの受託制作や関連収入を計上したものの、製造原価の低減に努めつつ、不良仕掛の整理や本社移転を行った。   ■2013年12月期の見通し 2013年12月期は、売上高81億8200万円(前期比9.1%増)、営業損益6億1300万円の赤字、経常損益6億5100万円の赤字、当期純損益7億9800万円の赤字を見込む。     また2014年12月期の業績予想も3月中に開示する、としている。