19年10-12月決算、KLabに関するスマホアプリ&ソーシャルゲーム決算記事

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【KLab決算説明会】『スクスタ』寄与で四半期売上は過去2番目を記録もプロモ費用が先行 「くまモン」ゲームは海外向け開発支援モデルで展開へ

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KLab<3656>は、2月13日、2019年12月期の決算を発表するとともに、東京都内で決算説明会を開催した。説明会に先立ち発表された2019年12月期の連結決算は、売上高311億900万円(前々期比4.8%減)、営業利益16億7300万円(同66.5%減)、経常利益16億2500万円(同67.5%減)、最終利益3億8300万円(同85.1%減)だった。

決算説明会では、専務取締役CFOの高田氏と代表取締役社長CEOの森田氏(写真)による説明が行われた。今回は、その会見の様子をまとめてみた。
 

■『スクスタ』が四半期フル寄与で売上高は過去2番目に 『禍つヴァールハイト』の減損計上


まずは業績を四半期推移(QonQ)で見ると、第4四半期期間(10~12月)の売上高は前四半期比15.4%増の87億3200万円と2ケタ超の増収となったものの、営業損益は3700万円の赤字(前四半期4億600万円の黒字)、経常損益は5600万円の黒字(前四半期比84.4%減)、最終損益8億3200万円の赤字(前四半期4億1700万円の黒字)と営業赤字を計上した。

9月26日にリリースした『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』(以下『スクスタ』)が四半期にわたって寄与したことで、売上高は「四半期ベースで過去2番目を記録」(高田氏)した一方で、「減価償却の済んだ既存タイトルの売り上げが減少した」(同)ため、利益率は低下した。さらに『スクスタ』の初期プロモ費用の計上などもあり、営業赤字を計上する結果となった。

なお、最終赤字が膨らんでいるのは、4月23日にリリースした『禍つヴァールハイト』について、ソフトウェア資産における将来の回収可能性を保守的に検討し、減損損失13億円を特別損失として計上したことが大きく影響している。
 


次に海外売上高の推移を見てみると、『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の全世界配信2周年記念のキャンペーン施策が奏功し、前四半期比で3.7%増とプラスに転じた。なお、海外については、中国崑崙社と共同開発した『BLEACH 境・界-魂之觉醒:死神』の北米、中南米、欧州、オセアニアなど147の国での提供も開始した。
 

続いてグループの従業員数の推移を見てみると、この第4四半期の期末は、前四半期比7人増の646人となった。これはゲーム部門と中国子会社のKLab Chinaで微増したためとなる。
 
 

■日本IPの海外向けゲーム開発支援モデルを開始 2020年よりカジュアルゲームに参入も


新作ゲーム開発のパイプラインは、バンダイナムコエンターテインメントが配信予定の『テイルズ オブ クレストリア』と中国の盛趣遊戯(旧・盛大遊戯)と共同開発中の『ラピスリライツ』が2020年にリリース予定のタイトルとなる。また、『スクスタ』と『禍つヴァールハイト』のグローバル版の展開も予定されている。
 

先日発表された熊本県PRキャラクター「くまモン」を使用したゲーム開発だが、これは内製ではなく、同社はゲーム化権のライセンスを受託し、プロジェクト管理・監修を行う形となる。つまり、ゲーム開発・グローバル展開を行う開発・運営会社と組んだ「日本IPの海外向けゲーム開発支援モデル」でのゲーム化というわけだ。

同社はこのモデルにより、「今期2~4本のプロジェクト化を予定している」(森田社長)という。
 

さらに同社は、2020年よりカジュアルゲームに参入することも明らかにした。カジュアルゲームに参入する背景は、「グローバルで動画広告の規模が拡大」(同)しており、カジュアルゲームの媒体価値が上昇しているため。加えて、カジュアルゲームはシンプルで直感的にプレイでき、世界中のユーザーがターゲットとなってくるため、同社の強みであるグローバルマーケティングが活かせる分野であることも今回の決断につながったという。

なお、森田社長は、カジュアルゲームについて「ハイパーカジュアルと運営型カジュアルの2つのモデルを考えている」とし、低予算かつ短期間で開発可能なカジュアルゲームにより、大型タイトル開発期間中の収益補完を期待しているとしていた。
 

こうした新しい取り組みや、未発表のタイトルを含めたパイプラインは、発表済が2本、未発表が4本の合計6本となっている。なお、未発表の4本には運営型のカジュアルゲームは含むものの、開発支援モデルのタイトルやハイパーカジュアルゲームは含んでいないとのこと。
 
 

■通期予想にカジュアルゲームの売上は見込まず 新作2本の費用を織り込む


2020年12月期の連結業績予想は、レンジ予想での開示となっており、売上高が350億~400億円(前期比12.5%増~28.6%増)、営業利益は10億~30億円(同40.3%減~79.3%増)、経常利益は10億~30億円(同38.5%減~84.6%増)、最終利益は7億5000万~21億円(同95.4%増~447.1%増)の見込みとしている。
 

なお、予想には今期から取り組むカジュアルゲームについては保守的に売上を見込んでいない。また、2本の新作タイトルのリリースによる費用などを織り込んだ数字となっている。
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企業情報(KLab株式会社)

会社名 KLab株式会社
URL http://www.klab.com/jp/
設立 2000年8月
代表者 森田英克
決算期 12月
直近業績 売上高311億円、営業利益16億円、経常利益16億円、最終利益3億8千万円(2019年12月期)
上場区分 東証一部
証券コード 3656

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