コジマ、20年8月通期の営業益を52億円から26億円に大幅減額…新型コロナウイルスへの対応で

ビックカメラ子会社のコジマ<7513>は、4月8日、2020年8月通期の業績予想を下方修正し、売上高2740億円(前回予想2900億円)、営業利益26億円(同52億円)、経常利益27億円(同52億円)、最終利益18億円(同50億円)とした。従来予想からの修正率は、売上高が5.5%減、営業利益が50.0%減、経常利益が48.1%減、最終利益が64.0%減と大幅な下方修正となった

 


同社では、新型コロナウイルス感染症の対応により、営業時間の短縮や店頭イベントの中止などを行ったところ、3月の実店舗の販売が大きく落ち込んだという。この影響はしばらく続くと想定した、としている。

利益面では、引き続き販管費のコントロールに努めるものの、新型コロナウイルス感染症がサプライチェーンに与える懸念により商品供給に影響が出ることを想定するとともに、保有する収益性の低い商品の販売促進策を新たに計画に織り込んだことから粗利益率は低下すると見込んだという。