マイネット、1Q(1~3月)は売上高2%減ながら2.5億円の営業黒字に転換 昨年から実施の「転換点リカバリープラン」による持続的利益体質構築が完了


同社は、業績の悪化をうけて、2019年12月期の第2四半期決算発表と同時に「転換点リカバリープラン」を発表した。規模成長の追求から持続的利益体質を目指す戦略に転換し、「再設計型」「グロスアップ」「グローバルチャレンジ」の取り組みは凍結した。加えて、人員の最適化・全社費用の徹底削減などの構造改革を行った上で、データドリブンによる全タイトルのグロス逓減率良化と更なる運営のスマート化の徹底を行った。
こうした取り組みにより、持続的利益体質への体制構築は完了し、2021年12月期の第1四半期において、営業利益の黒字転換に成功した。黒字転換の要因として、良質な新規タイトルの獲得と不採算タイトルのエンディングによるポートフォリオの改善、タイトルごとのKPI管理・コスト管理手法を刷新したことによる既存タイトルの収益性の向上、構造改革による全社費用の削減が挙げられる。
また、第1四半期において、1タイトルの仕入と1タイトルのエンディングを行い、2020年3月末時点での運営タイトル数は36となった。
なお、2020年12月期通期の連結業績予想については、3月10日に発表した修正予想から変更なく、売上高110億円(前期比5.5%減)、営業利益7億5000万円(前期7億7400万円の赤字)、経常利益7億円(同8億1400万円の赤字)、最終利益5億円(同24億800万円の赤字)の見込み。

会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高88億4600万円、営業利益4億2800万円、経常利益3億7500万円、最終利益2億4500万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928