VRMコンソーシアム、オンラインセミナー「3Dアバター作成・活用サービスの最先端」を9月11日に開催 


VRMコンソーシアムは、9月11日にオンラインセミナー「3Dアバター作成・活用サービスの最先端」を開催することを発表した。

2020年はコロナ禍の影響もあり、世界中の展示会やイベントがリアルでの開催を見送ると同時に、さまざまなプラットフォームでのバーチャル開催にシフトしている。これに伴い、参加する自らのアバターを始め、展示する3DデータやIPコンテンツ、パフォーマンスを行うキャラクターにおいても、VRMが目指す「権利保護を伴った、あらゆるプラットフォームで横断的に使える同一アバター」の必要性がますます高まっている状況となっている。

本セミナーでは、これからアバター制作を始めたい方や各種サービスで制作に係わっている技術者・デザイナーを対象に、需要が加速する人型3Dモデルの制作・活用について、キャラクターメイキングアプリからソーシャルVRアプリへの連携、Blenderを導入したアニメ製作、実写アバターの制作工程など、VRMコンソーシアム加盟社による最先端の事例を紹介する。また、セミナー終了後には、参加者同士のオンライン交流会を予定している。今回は、新型コロナウイルス感染症を考慮し、オンラインのみでの開催となる(参加費無料)。

【開催概要】
イベント名:VRMコンソーシアム 2020オンラインセミナー「3Dアバター作成・活用サービスの最先端」
主催:一般社団法人VRMコンソーシアム
開催日時:2020年9月11日(金) 16:00~21:00(15:40開場)
会場:Zoomウェビナーによるオンライン開催
費用:無料
定員:100名
申込URL:https://vrmc.connpass.com/event/187141/

【スケジュール】


【登壇者プロフィール】
・ようてん /(株)Wright Flyer Live Entertainment
組み込み系SIerの会社で十数年ほど働いた後、飽きたので退職。1年ほど無職を堪能した後、VTuberにハマり「モバイルでバーチャルアバター配信アプリを本気でやるよ」という話が楽しそうだったので株式会社Wright Flyer Live Entertainmentに2018年に入社。REALITYアプリのUnity・アバター部を担当。

・岩山 幸洋 (いわやま ゆきひろ) / リアルアバター(株) 代表取締役
NTT、日本IBM、SAPジャパン勤務後、後のマザーズ上場企業で新規事業開発、マーケティング業務に携わる。独立起業後、ネットリサーチ、ライブ動画配信支援サービスを立ち上げ、IoTハンズオンセミナーも開催。米国法人設立し、サンフランシスコで動画制作・配信スタジオを運営。帰国後、リアルアバター制作事業を開始。他、特に全身3Dスキャンへの適用の観点から、フォトグラメトリ技術を積極的に研究。

・執行 拓美 (しぎょう たくみ)/ 株式会社プロジェクトスタジオQ CGIディレクター・テクニカルアーティスト
1986年生まれ、大阪府出身。株式会社カラー及び株式会社プロジェクトスタジオQ所属。一般企業からCGアーティストに転身、キャリアを積みスタジオカラーに。現在、福岡のアニメCGスタジオ・プロジェクトスタジオQに出向中。主な参加作品として『キャナルアクアパノラマ「エヴァンゲリオン 使徒、博多襲来」』(CGI監督)、『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王』など。

・岩城 進之介 (いわき しんのすけ):MIRO / VRMコンソーシアム 理事・技術委員長、(株)バーチャルキャスト CTO
1972年生まれ。東京都出身。個人の活動として「携帯動画変換君」などのソフトウェアを開発していたところ、ニコニコ生放送のコメントで誘われ2011年株式会社ドワンゴ入社。ドワンゴにおいて、360度LED画面の没入型映像ライブ施設「ニコファーレ」でのネット連動演出システムやARライブシステムの開発など、各種AR・VR・放送技術・イベント演出のシステム開発を手掛ける。2018年、3Dアバターの共通フォーマットとなる「VRM」を設計・提唱。またVキャラの存在が盛り上がるなか、それまで蓄積した技術を駆使した生放送や「バーチャルYouTu“BAR”」などイベントを数多く送り出した。

※ほか、登壇者プロフィールは随時更新予定。