【海外アプリ研究】vol.04 Fun Run - Multiplayer Race
アプリデベロッパー向けの海外アプリ紹介記事第四弾です。今回も米での売上ランキングから月間数千万円級と思われるゲームアプリを取り上げました。デザインは異なりますがゲームをやってみると、昔スーファミ等でよくやった”あのゲーム”と似ているなぁと思われるはず。コンシューマーゲームで流行った要素はアプリにも転用可能だと感じられます。
1.アプリ概要
・アプリ名: Fun Run - Multiplayer Race
・デベロッパー名: dirtyBit (ノルウェーのデベロッパーのようです)
http://dirtybit.no/
・OS: Android/iOS
・インストール数(GooglePlay): 10,000,000 – 50,000,000
・評価数(GooglePlay): 46,154
・評価(GooglePlay): 4.5
・Android版: https://play.google.com/store/apps/details?id=no.dirtybit.funrun
・iOS版: https://itunes.apple.com/jp/app/fun-run-multiplayer-race/id547201991?mt=8
※上記2013年5月27日時点
2.コンテンツ概要
4名オンライン同時対戦の横スクロール型レースアプリ。SNSのネットワークをベースにしているわけではありませんが、リアルタイムでアプリを起動しているどこかのユーザーと『オンライン同時対戦』が可能です。1ゲーム1分も掛からずに終わるレースアプリの為、隙間時間でも気兼ねなく遊べます。
3.米の売上ゲームランキング(2013年1月に最もランキング上昇)
リリースされたのは2012年9月4日、最も米の売上ランキングが上昇したのは2013年1月11日で、19位となっております。(AppDB参照:http://appdb.lab.applica.jp/)
4.オンライン同時対戦
アプリ利用中のユーザーがランダムで4人マッチングされレース開始。ハテナボックスからアイテム使用の流れなどは「マリオカート」でお馴染みの展開。
5.ゲーム内容
対戦相手/コース決定から、ゴール、ランキング発表等の一連の流れは以下。
6.ゲーム操作方法
レースがスタートすると自分のキャラクターは自動的に右側へと進行していきます。操作するのは「アイテム使用」と「ジャンプ」の2種類。
7.課金ポイント
ゲーム内アイテム購入の為の「コイン」が課金ポイントとなっています。アイテム獲得によってスピードアップ等、レース展開を有利に進められます。
8.広告設置箇所
レース終了後のランキング発表前の画面で全面広告が20%程の頻度で設置されています。
9.所感
カジュアルゲームアプリでのオンライン同時対戦は、これまで麻雀や大富豪といったテーブルゲーム等ではよく見かけましたが、レースゲームのジャンルでは珍しいなと感じました。ソーシャル性はありませんが、ゲームセンターのアーケードゲームで乱入された時のように、「知らない誰か」とリアルタイムで戦う臨場感はこのゲームの特徴的な面白さだと思います。
※海外アプリ研究スライド版はこちら:http://www.slideshare.net/TomoharuFukushima
■筆者:
福島智晴(ふくしまともはる)
アプリ・Webデベロッパーの収益支援事業を行う、ライヴエイド株式会社General Manager。
ネット広告代理店、アプリ開発事業、アドネットワーク事業の経験から、広告マネタイズを中心にデベロッパーの収益拡大サービスを構築。
・ライヴエイド株式会社公式WEB: http://www.facebook.com/LIVEAID.inc
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