GMOインターネット<9449>は、本日(7月8日)、子会社のGMOゲームセンターがスマートフォン向けネイティブアプリ開発のさらなる強化を図るため、中国のゲームディベロッパーの成都技慕奇楽科技の増資を引き受け、子会社化すると発表した。取得株式数は発行済株式の92.3%を120万元(1890万円)で取得する。
今回子会社化する成都技慕奇楽科技は、これまでコンシューマ向けメジャータイトルを多数受託開発してきたメンバーがスピンアウトして設立したゲーム開発会社。特に3Dゲームの分野で高い開発力を持っているという。その中でも自社開発した独自の3Dエンジンは、スペックを問わずにスムーズな3D表現を実現するため、スマートフォンネイティブアプリで強力なパフォーマンスを発揮するとのこと。
GMOインターネットでは、WEBインフラ・EC事業や検索関連広告、インターネット証券事業などを手がけているほか、新しい成長分野として、ソーシャル・スマートフォン関連事業に積極的に投資を行なっている。投資活動が奏功し、Google Playの売上ランキングでトップ50に4タイトルを送り込むなどマーケットでの存在感を高めている(関連記事)
会社情報
- 会社名
- GMOインターネットグループ株式会社
- 設立
- 1991年5月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9449