6月の携帯電話出荷台数はスマホがけん引し30%増の251万台…スマホ比率が初の7割突破

電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、6月のPHSを含む移動電話の国内出荷台数について、前年比30.6%増の251万2000台だったと発表した。 夏商戦で販売の好調だったスマートフォンが全体の伸びをけん引し、2カ月連続でのプラスとなった。発表によれば、スマートフォンは、112.1%増の182万7000台と2カ月連続のプラスとなった。

 

 

スマートフォンの比率が72.7%となり、初めて7割を超えたとのこと。この統計ではアップルやサムスン電子などの海外有力メーカーの数字が入っていないため、実際の出荷台数に占める比率はさらに上がっている可能性がある。

 

 

また携帯電話全体では33.1%増の242万8000台だった。一方、公衆用PHSについては14.7%減の8万3000台だった。

なお、JEITA/CIAJの発表する統計は、富士通やソニーモバイルコミュニケーションズ、シャープ、カシオ計算機など日本メーカーの実績を集計したものとなっている。