クリーク&リバー、第3四半期は増収減益 先行投資のため 人材ニーズは回復傾向

 クリーク・アンド・リバー社<4763>が1月13日に発表した第3四半期(3-11月期)の連結業績は、売上高104億3400万円(前年同期比7.5%増)、経常利益2億0900万円(同9.8%減)、四半期純利益4800万円(同12.9%減)だった。  同社では、医療やIT、法曹、会計等の専門分野では、専門的な能力や知識を持つプロフェッショナルへのニーズは高く、概ね堅調に推移したことから、増収を達成したようだ。特にクリエイティブ分野での人材ニーズや、携帯電話やスマートフォンアプリ開発などに関する人材ニーズが強かったという。

 ただ、将来の需要拡大を見据えた医療系分野の人員増強を行ったことや、3DCGを活用した可視化環境構築ソリューションを提供する事業を9月から開始するなど先行投資を行ったため、利益面では減益となった模様。

 2月通期は、売上高140億円(前期比7.3%増)、経常利益3億円(同90.4%増)、当期純利益1億円(前期4500万円の赤字)を見込む。

株式会社クリーク・アンド・リバー社
http://www.cri.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社クリーク・アンド・リバー社
設立
1990年3月
代表者
代表取締役会長CEO 井川 幸広/代表取締役社長COO 黒崎 淳
決算期
2月
直近業績
売上高441億2100万円、営業利益39億5600万円、経常利益40億200万円、最終利益28億9900万円(2023年2月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4763
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