Cygamesは、2013年11月8日(金)に六本木・ニコファーレで「Cygames × CyDesignation 超大作RPG制作発表会」を開催した。先日、ティザーサイトが公開されて話題を呼んだ同作だが、今回で正式タイトルの発表及びゲームの詳細が明らかになった。
そしてゲストには、同作のキャラクターデザインを務めたCyDesignation代表・皆葉英夫氏をはじめ、サウンドディレクターの植松伸夫氏、豪華声優陣が登場。本稿では、ニコファーレという会場の特色「壁面LED」で、ゲームの3つのポイント「声優、音楽、作画」を表現した発表会の模様をレポートしていこう。
ヴァイオリニストとギター奏者による演奏で幕を開けた本発表会。演奏したのは、公式サイト上でも流れている本作のメインテーマだ。そして、かねてから「Cygames × CyDesignation 超大作RPG」というコードネームで呼ばれてきた本作だったが、この演奏中で初めて正式タイトルが『グランブルーファンタジー』であることが発表された。
演奏後には、MCを務めたお笑い芸人の「アメリカザリガニ」(写真左:柳原哲也さん、写真右:平井善之さん)が登場。柳原さんは「いやー、こんな壮大な“出囃子”は初めてですよ! いつもは“チヤンカチャンカ♪”なので」と、かしこまった会場の雰囲気を笑いで包んだ。
そして、ここで早速『グランブルファンタジー』のサウンドディレクターを務めた植松伸夫氏が登場。真っ白い服装に手揉みで現れた植松氏に対して、アメリカザリガニのふたりは、「まるで指圧の先生みたいですよ!(笑)」とツッコミを交わして、さらに植松氏は「作曲の仕事が無くなったときにでも(笑)」とボケを被せて笑いを誘った。
さて、ここからはMCの進行により、本作の作曲に関して植松氏にプチインタビューが行われた。
―― 本作の作曲を手掛ける際には、どのようなイメージで?
植松氏:一番最初にお話をいただいたときに、先方さんから「アイルランド」っぽいテイストがほしいと言われました。そのためアイリッシュと壮大な感じっぽいのは、つねに頭で意識して制作に臨みました。それから、じつはアイルランドの曲調ってボクの好きなジャンルでもあるので、“人には渡さないぞ”という思いもありましたね(笑)。
―― 音楽の聴きどころは?
植松氏:いつも音楽を手掛ける際には、本当の自分よりも“すごいと思われたい”を目指して作ってるんですよ。ただ、そういうときって肩に力が入って、なかなか作業が進まないこともあるんですよね。
だけど今回は、自分の好きな「アイルランド」というキーワードがあったので、途中で開き直って「もう好きなようにやってみようかな」とリラックスして作曲に臨めました。また、古いゲームファンの方は、意外と昔に僕が作った音楽なんかを思い出してくれるものが何曲かあると思いますね。
―― なかでもコレっていう楽曲は?
植松氏:さっき流れてたメインテーマなんですけど、あれなんか自分らしいですね。あと町の音楽も優しいメロディラインがとても昔の自分っぽくて好きですね。
続いて、本作の登場キャラクターに命を吹き込む豪華声優陣から5名の方々が登場した。<写真左から平田広明さん、長谷川明子さん、伊藤かな恵さん、朴 王路美(玉偏に「路」)さん、加藤英美里さん>
ここで、キャラクターに対するイメージを聞かれた声優陣のみなさんだったが、じつはまだ収録前に加えて、まじまじとイラストも見るのが初めてであったことを明かした。「これ次々とぶっちゃけていくパターンや…」とMC柳原さんが自由奔放な発表会の流れに苦笑い。
それぞれ思い思いの率直なキャラクターの印象を交わしあったが、それでも性格や雰囲気、ましては性別すら分からない人物もいるため、ここで本作のデザインを務めたCyDesignation代表・皆葉英夫氏に登場してもらうことになった。声優陣が持つイメージと答え合わせするかのように語るキャラクターの詳細はもちろん、本作のデザインコンセプトなどを話してくれた。
―― デザインにおけるコンセプトは?
皆葉氏(右写真:中央):全体的には、やはりファンタジー色のあるデザインになっています。とはいえ、“ファンタジー”に対するイメージって、みなさんからは恐らくいろいろな意見が出てくると思います。
だからこそ、そのイメージを一回壊して、もう一回再構築しないといけないと考えています。常に「ファンタジーってなんだろう…」と頭を悩ませているため、もう寝ても覚めてもファンタジーです(苦笑)。
思えば20年ぐらいずっとファンタジーの作品を作っているんですよ。毎回、出して出して出し尽くしているのに、またファンタジーなので(苦笑)。だからこそ、結果的に考え抜かれた素晴らしいキャラクターたちが出来たと思います。
―― それでは、声優陣に対してキャラクターの詳細を教えてあげてください。
【今回の発表会に登場した声優陣が演じるキャラクターたち】
▲ラカム(CV:平田広明)、マリー(CV:長谷川明子)、スツルム(CV:伊藤かな恵)
▲黒騎士(CV:朴 王路美(王偏に「路」))、シェロ(CV:加藤英美里)
皆葉氏:そうですねぇ……。まずラカムは、タバコを加わせているかは自分でも考えていませんでしたが、やはりニヒルな感じですね。マリーは、本当に元気で現代的な女の子。スツルムは、プレイヤーとはライバル的な立場で、言っていいのかはわからないですけど…じつは相棒もいるんですよ。そして、シェロは町の可愛い女の子で、黒騎士は僕も分からないです。
黒騎士役の朴さん:いやいやいや、おかしい!(笑)
皆葉氏:ただ一言、謎の騎士とだけ……。いや僕は男と思って描いていたんですけど、今日朴さんの声を聞いて、あれ男の子? 女の子? と、どちらの考えもアリになってしまいました(笑)。
―― こういう風に演じてくださいとかあります?
皆葉氏:ライブ感ですかね。僕らがデザインを手掛けているうちから、もう不思議と遊んでくれているような掛け合いが生まれてくるんですよ。そのためユーザーの期待があったとしたら、それを汲み取って答えていただくような……。黒騎士に関しては、男女どっちつかずでバレないようにやってもらえれば幸いです(笑)。
朴さん:また難しいことおっしゃいますねー。……でも意外とそういう役やってきているので(笑)。
続いて植松伸夫氏が再登場したうえ、さらにCygamesの取締役・木村唯人氏(右写真:左)、DeNAの取締役・小林賢治氏(右写真:右)が登場。これで今回の発表会における出演者が揃い踏みとなった。
さて、本作の発起人とも言えるべき真打の登場となったわけだが、ここで今回何故、皆葉氏と植松氏の起用してくれたのかを話してくれた。
―― そもそも皆葉さん、植松さんにオファーする経緯とは?
木村氏:まず初めに、Cygamesと皆葉さんが代表を務めるCyDesignationと一緒にゲームを作りたい、というところから始まりました。イメージイラストも出来上がりまして、そこからゲームを作り始めたという経緯があったんですけど、皆葉さんのイラストでゲームを作るなら、ぜひ、植松さんに音楽を依頼したいという気持ちになりました。まさに、必然的な感じです。
―― 小林さんは、おふたりのオファーを受けての印象は?
小林氏:本作のイラストや音楽など、すごい初期の段階から見させていただきました。私も長く携帯ゲーム業界におりますが、すごいスケールだなーと思った一方で、これ携帯電話で実現できるのかなぁ……という心配の種も(苦笑)。もう「Mobage」から出るブラウザゲームのなかでは、2世代ぐらい先を行っているような作品です。
じつは本発表会では、ニコニコ動画の生放送でもリアルタイムで中継されていた。そして、ここで出演陣が揃っているということもあり、生放送の視聴者に率直な意見をぶつけてもらう「視聴者投票コーナー」が実施。その質問とは、「本作を遊んでみたいですか?」、「本作で気になるキャラクターは?」のふたつ。結果は、あまりにも正直な回答と空気を読んだ回答で会場全体が沸いた。
なかでも最初の質問の「遊んでみたい…」に関しては、MC柳原さんが「まだ情報が少ないから、もっと教えてくれという皆さんの意見ですよ」とフォロー。しかし、これに後押しされる形で、制作サイドが次々と本作の魅力を語ってくれたのだ。
植松氏:音楽に関しては、なかなか自分の趣味っぽい“ほんわか”した感じになっています。また、RPGって自分の人生とは別で、もうひとつの人生を寄り道して遊べるようなところがあるじゃないですか?
本作を通しても新しい人生を、みなさんにひとつ経験させることができると思います。ぜひ、ファンタジーの世界に浸ってくれればと。
皆葉氏:キャラクター制作では、Cygamesのなかの精鋭スタッフ陣に支えていただけたおかげで、100体ほどの数を手掛けることができました。どれも気に入っていただけるかと思います。
小林氏:このなかで一番ゲーム画面を見ているのですが、恐らくモバイルで遊んでる感覚がなくなります。とにかくテンポがいい。いつでも取り出して、いつでもこの世界に入り込める、このテンポの良さが大切にされています。リッチなんですが、スッと取り出して始められる手軽さは魅力です。
木村氏:当然ひとりでも十分楽しめますが、みんなと協力してリアルタイムバトルを楽しめる要素もあります。また、本作は“モバイルブラウザゲームの限界に挑戦”ということを目標に掲げているため、演出面でも非常にこだわって作りました。そして今回、発表会のためにバトルにおける召喚シーン(ゲーム画面)の一部をご紹介します。
そして、発表会の最後は、出演者によるコメントで幕を閉じた。
皆葉氏:今回本当に手応えを感じています。これ「絶対来るなー」と思っているほど、すごく自信作なんですよ。……これダメだったら筆を折るしかないかもしれません(苦笑)。ぜひ、遊んでください。
植松氏:いいメロディがいくつか書けていると思います。音楽も楽しみにしてほしいですし、僕自身もプレイするのを楽しみに待っています。今日は、ありがとうございました。
小林氏:これ本当にスマホなん? と絶対みなさん感じていただくと思います。とにかくプレイできる日を楽しみに待っててください。
木村氏:みなさんに一刻も早く遊んでもらえるように、いま開発進めていますので、ぜひ、リリースされた日には遊んでみてください。
そして、本作の世界観をリリース前までに知ってもらうために、現在、公式サイト上では謎解きキャンペーン「空の島にある8つの謎」が開催中。
こちらはスマートフォン専用のコンテンツになっているが、見事、8つの謎を解いた方には、大変豪華な以下の報酬が手に入るのだ。
【報酬】
・出演キャストによる限定ボイス視聴
・植松伸夫氏作曲の本作テーマ曲の視聴
・皆葉英夫氏による限定オリジナル壁紙ダウンロード
・先着100名に『グランブルーファンタジー』先行体験会の参加権利
⇒謎解きクエスト「空の島にある8つの謎」
RPG『グランブルーファンタジー』は、「Mobage」で今冬提供予定。
■関連サイト
事前登録サイト(スマートフォン対応)
公式サイト
©Cygames, Inc.
そしてゲストには、同作のキャラクターデザインを務めたCyDesignation代表・皆葉英夫氏をはじめ、サウンドディレクターの植松伸夫氏、豪華声優陣が登場。本稿では、ニコファーレという会場の特色「壁面LED」で、ゲームの3つのポイント「声優、音楽、作画」を表現した発表会の模様をレポートしていこう。
■音楽のテーマは「アイルランド」…古いゲームファンには懐かしい曲調も
ヴァイオリニストとギター奏者による演奏で幕を開けた本発表会。演奏したのは、公式サイト上でも流れている本作のメインテーマだ。そして、かねてから「Cygames × CyDesignation 超大作RPG」というコードネームで呼ばれてきた本作だったが、この演奏中で初めて正式タイトルが『グランブルーファンタジー』であることが発表された。
演奏後には、MCを務めたお笑い芸人の「アメリカザリガニ」(写真左:柳原哲也さん、写真右:平井善之さん)が登場。柳原さんは「いやー、こんな壮大な“出囃子”は初めてですよ! いつもは“チヤンカチャンカ♪”なので」と、かしこまった会場の雰囲気を笑いで包んだ。
そして、ここで早速『グランブルファンタジー』のサウンドディレクターを務めた植松伸夫氏が登場。真っ白い服装に手揉みで現れた植松氏に対して、アメリカザリガニのふたりは、「まるで指圧の先生みたいですよ!(笑)」とツッコミを交わして、さらに植松氏は「作曲の仕事が無くなったときにでも(笑)」とボケを被せて笑いを誘った。
さて、ここからはMCの進行により、本作の作曲に関して植松氏にプチインタビューが行われた。
―― 本作の作曲を手掛ける際には、どのようなイメージで?
植松氏:一番最初にお話をいただいたときに、先方さんから「アイルランド」っぽいテイストがほしいと言われました。そのためアイリッシュと壮大な感じっぽいのは、つねに頭で意識して制作に臨みました。それから、じつはアイルランドの曲調ってボクの好きなジャンルでもあるので、“人には渡さないぞ”という思いもありましたね(笑)。
―― 音楽の聴きどころは?
植松氏:いつも音楽を手掛ける際には、本当の自分よりも“すごいと思われたい”を目指して作ってるんですよ。ただ、そういうときって肩に力が入って、なかなか作業が進まないこともあるんですよね。
だけど今回は、自分の好きな「アイルランド」というキーワードがあったので、途中で開き直って「もう好きなようにやってみようかな」とリラックスして作曲に臨めました。また、古いゲームファンの方は、意外と昔に僕が作った音楽なんかを思い出してくれるものが何曲かあると思いますね。
―― なかでもコレっていう楽曲は?
植松氏:さっき流れてたメインテーマなんですけど、あれなんか自分らしいですね。あと町の音楽も優しいメロディラインがとても昔の自分っぽくて好きですね。
■皆葉氏と豪華声優陣が登場! デザインに関しては“寝ても覚めてもファンタジー”
続いて、本作の登場キャラクターに命を吹き込む豪華声優陣から5名の方々が登場した。<写真左から平田広明さん、長谷川明子さん、伊藤かな恵さん、朴 王路美(玉偏に「路」)さん、加藤英美里さん>
ここで、キャラクターに対するイメージを聞かれた声優陣のみなさんだったが、じつはまだ収録前に加えて、まじまじとイラストも見るのが初めてであったことを明かした。「これ次々とぶっちゃけていくパターンや…」とMC柳原さんが自由奔放な発表会の流れに苦笑い。
それぞれ思い思いの率直なキャラクターの印象を交わしあったが、それでも性格や雰囲気、ましては性別すら分からない人物もいるため、ここで本作のデザインを務めたCyDesignation代表・皆葉英夫氏に登場してもらうことになった。声優陣が持つイメージと答え合わせするかのように語るキャラクターの詳細はもちろん、本作のデザインコンセプトなどを話してくれた。
―― デザインにおけるコンセプトは?
皆葉氏(右写真:中央):全体的には、やはりファンタジー色のあるデザインになっています。とはいえ、“ファンタジー”に対するイメージって、みなさんからは恐らくいろいろな意見が出てくると思います。
だからこそ、そのイメージを一回壊して、もう一回再構築しないといけないと考えています。常に「ファンタジーってなんだろう…」と頭を悩ませているため、もう寝ても覚めてもファンタジーです(苦笑)。
思えば20年ぐらいずっとファンタジーの作品を作っているんですよ。毎回、出して出して出し尽くしているのに、またファンタジーなので(苦笑)。だからこそ、結果的に考え抜かれた素晴らしいキャラクターたちが出来たと思います。
―― それでは、声優陣に対してキャラクターの詳細を教えてあげてください。
【今回の発表会に登場した声優陣が演じるキャラクターたち】
▲ラカム(CV:平田広明)、マリー(CV:長谷川明子)、スツルム(CV:伊藤かな恵)
▲黒騎士(CV:朴 王路美(王偏に「路」))、シェロ(CV:加藤英美里)
皆葉氏:そうですねぇ……。まずラカムは、タバコを加わせているかは自分でも考えていませんでしたが、やはりニヒルな感じですね。マリーは、本当に元気で現代的な女の子。スツルムは、プレイヤーとはライバル的な立場で、言っていいのかはわからないですけど…じつは相棒もいるんですよ。そして、シェロは町の可愛い女の子で、黒騎士は僕も分からないです。
黒騎士役の朴さん:いやいやいや、おかしい!(笑)
皆葉氏:ただ一言、謎の騎士とだけ……。いや僕は男と思って描いていたんですけど、今日朴さんの声を聞いて、あれ男の子? 女の子? と、どちらの考えもアリになってしまいました(笑)。
―― こういう風に演じてくださいとかあります?
皆葉氏:ライブ感ですかね。僕らがデザインを手掛けているうちから、もう不思議と遊んでくれているような掛け合いが生まれてくるんですよ。そのためユーザーの期待があったとしたら、それを汲み取って答えていただくような……。黒騎士に関しては、男女どっちつかずでバレないようにやってもらえれば幸いです(笑)。
朴さん:また難しいことおっしゃいますねー。……でも意外とそういう役やってきているので(笑)。
■Cygames取締役・木村氏、DeNA取締役・小林氏の“真打”登場
続いて植松伸夫氏が再登場したうえ、さらにCygamesの取締役・木村唯人氏(右写真:左)、DeNAの取締役・小林賢治氏(右写真:右)が登場。これで今回の発表会における出演者が揃い踏みとなった。
さて、本作の発起人とも言えるべき真打の登場となったわけだが、ここで今回何故、皆葉氏と植松氏の起用してくれたのかを話してくれた。
―― そもそも皆葉さん、植松さんにオファーする経緯とは?
木村氏:まず初めに、Cygamesと皆葉さんが代表を務めるCyDesignationと一緒にゲームを作りたい、というところから始まりました。イメージイラストも出来上がりまして、そこからゲームを作り始めたという経緯があったんですけど、皆葉さんのイラストでゲームを作るなら、ぜひ、植松さんに音楽を依頼したいという気持ちになりました。まさに、必然的な感じです。
―― 小林さんは、おふたりのオファーを受けての印象は?
小林氏:本作のイラストや音楽など、すごい初期の段階から見させていただきました。私も長く携帯ゲーム業界におりますが、すごいスケールだなーと思った一方で、これ携帯電話で実現できるのかなぁ……という心配の種も(苦笑)。もう「Mobage」から出るブラウザゲームのなかでは、2世代ぐらい先を行っているような作品です。
■視聴者による正直な回答が、制作サイドの火を点けた?
じつは本発表会では、ニコニコ動画の生放送でもリアルタイムで中継されていた。そして、ここで出演陣が揃っているということもあり、生放送の視聴者に率直な意見をぶつけてもらう「視聴者投票コーナー」が実施。その質問とは、「本作を遊んでみたいですか?」、「本作で気になるキャラクターは?」のふたつ。結果は、あまりにも正直な回答と空気を読んだ回答で会場全体が沸いた。
なかでも最初の質問の「遊んでみたい…」に関しては、MC柳原さんが「まだ情報が少ないから、もっと教えてくれという皆さんの意見ですよ」とフォロー。しかし、これに後押しされる形で、制作サイドが次々と本作の魅力を語ってくれたのだ。
植松氏:音楽に関しては、なかなか自分の趣味っぽい“ほんわか”した感じになっています。また、RPGって自分の人生とは別で、もうひとつの人生を寄り道して遊べるようなところがあるじゃないですか?
本作を通しても新しい人生を、みなさんにひとつ経験させることができると思います。ぜひ、ファンタジーの世界に浸ってくれればと。
皆葉氏:キャラクター制作では、Cygamesのなかの精鋭スタッフ陣に支えていただけたおかげで、100体ほどの数を手掛けることができました。どれも気に入っていただけるかと思います。
小林氏:このなかで一番ゲーム画面を見ているのですが、恐らくモバイルで遊んでる感覚がなくなります。とにかくテンポがいい。いつでも取り出して、いつでもこの世界に入り込める、このテンポの良さが大切にされています。リッチなんですが、スッと取り出して始められる手軽さは魅力です。
木村氏:当然ひとりでも十分楽しめますが、みんなと協力してリアルタイムバトルを楽しめる要素もあります。また、本作は“モバイルブラウザゲームの限界に挑戦”ということを目標に掲げているため、演出面でも非常にこだわって作りました。そして今回、発表会のためにバトルにおける召喚シーン(ゲーム画面)の一部をご紹介します。
そして、発表会の最後は、出演者によるコメントで幕を閉じた。
皆葉氏:今回本当に手応えを感じています。これ「絶対来るなー」と思っているほど、すごく自信作なんですよ。……これダメだったら筆を折るしかないかもしれません(苦笑)。ぜひ、遊んでください。
植松氏:いいメロディがいくつか書けていると思います。音楽も楽しみにしてほしいですし、僕自身もプレイするのを楽しみに待っています。今日は、ありがとうございました。
小林氏:これ本当にスマホなん? と絶対みなさん感じていただくと思います。とにかくプレイできる日を楽しみに待っててください。
木村氏:みなさんに一刻も早く遊んでもらえるように、いま開発進めていますので、ぜひ、リリースされた日には遊んでみてください。
▲左から皆葉氏、平田さん、長谷川さん、伊藤さん、朴さん、加藤さん、植松氏
そして、本作の世界観をリリース前までに知ってもらうために、現在、公式サイト上では謎解きキャンペーン「空の島にある8つの謎」が開催中。
こちらはスマートフォン専用のコンテンツになっているが、見事、8つの謎を解いた方には、大変豪華な以下の報酬が手に入るのだ。
【報酬】
・出演キャストによる限定ボイス視聴
・植松伸夫氏作曲の本作テーマ曲の視聴
・皆葉英夫氏による限定オリジナル壁紙ダウンロード
・先着100名に『グランブルーファンタジー』先行体験会の参加権利
⇒謎解きクエスト「空の島にある8つの謎」
RPG『グランブルーファンタジー』は、「Mobage」で今冬提供予定。
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