全世界注目のアプリ『Clumsy Ninja』…ついに米国では驚異的な伸びで売上ランキングTOP10目前

『CSR Racing』や『My Horse』など、3Dグラフィックス表現が特徴的な作品を手掛けるNaturalMotionの最新作『Clumsy Ninja』が、アメリカApp Storeの売上ランキングにおいて、12位にランクインした(日本時間:11月27日の10時調べ)。もうTOP10は目前。
 
本作は、失踪した友人「キラ」を探すために修行に取り組む主人公を育成するゲームアプリだ。忍者を持ち上げたり、手足を引っ張ったり、くすぐったり、トランポリンやサンドバッグなどでトレーニングしたりしながら、様々な忍術を覚えさせて、一人前の忍者に鍛え上げていく内容となっている。アニメーション合成エンジン「euphoria」が使われている。

 
 

■この“不器用でユニークな動き”、面白さは万国共通


11月23日に取り上げた【米AppStore無料ランキング】の記事(関連記事)では、87カ国・地域のApp Store無料ゲームランキングで1位を獲得し、124カ国でトップ5、131カ国でトップ10入りを果たしており、米国App Storeの売上ランキングでは50位台まで上昇していた。

現在、本作は世界150ヵ国近くで配信されており、その過半数の国々で上位にランクインしていることは、このゲームの面白さが万国共通であることが伺える。

筆者も絶賛プレイ中だが、その滑らかな忍者の動きは、延々と指でこねくり回したくなるほどだ。引っ張ったり、ふっ飛ばしたりと、不器用にクネクネと動く柔軟なアニメーションには、どんなに趣味嗜好が異なる人々でも楽しめる要素なのであろう。

さて、それでは本作の課金施策はどのようなものなのか。おもにプレイヤーは、右画像の上部にあるお金やダイヤを使用して、忍者とトレーニングするアイテムを購入していくようだ。「これを使ったら、どんな動きをするのか?」と、グラフィックの質が高いからこそ、ユーザーの好奇心や購買意欲と繋がり、課金に対する拍車をかけていることだろう。

このほかに、背景(舞台)を雪景色に変えるカスタマイズも有料販売している。忍者のトレーニングを重ねていくメイン要素はもちろん、育成していくうちに芽生える親心がカスタマイズ販売にも寄与しているようだ。思わず筆者も買ってしまった。

カードでもパズルでもストラテジーでもない本作。忍者が世界を席巻する日は近い。


■米国のApp Store売上ランキングの推移(日本時間:11月27日時点でゲームカテゴリー12位)

出所:App Annie
■配信国のランキング状況(日本時間:11月26日調べ)

出所:App Annie


■関連サイト

iOS版ダウンロード


© (2012-2013) NaturalMotion Games Ltd