韓国Gamevil、通期売上高は16%増の約78億円、第4四半期売上高は過去最高の約21億円



韓国の大手モバイルゲーム会社Gamevilは、本日(2月13日)、2013年通期と第4四半期の決算を発表し、2013年通期の売上高は前年比16%増となり、2013年第4四半期は営業利益がCom2uSの買収(関連記事)等の積極的投資で減少したものの、四半期の売上高としては過去最高を記録したことを明らかにした。 同社によれば、『Monster Warlord』、『Fishing Superstars』、 『‘Dark Avenger』、 『ZENONIA Online』、『Spirit Stones』などの主力タイトルが寄与した、という。
 
期間 2013年通期 2013年第4四半期
売上高 812億ウォン(約77億6100万円) 224億ウォン(約21億4100万円)
営業利益 121億ウォン(約11億5700万円) 18億ウォン(約1億7200万円)
当期純利益 140億ウォン(約13億3800万円) 28億ウォン(約2億6800万円)
 
また、海外での売上が前年比68%増で伸び、通期売上高全体の57%を占めた、という。特に、アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカでの売上が倍増した。一方、韓国国内での売上は『ZENONIAオンライン』により第4四半期で回復した、としている。
 

2014年は、売上高約115億円の見込み

  
2014年、同社は『Dynasty Warlord』、『Legend of Master Online』、『Dark Avenger 2』、『ZENONIA Online』をはじめとした主力タイトルの続編の他に、モバイルゲームでは”スポーツカテゴリ”・”戦略ゲームカテゴリ”・”マルチプレイ要素があるオンラインRPG等のRPGカテゴリ”を含めた、計30タイトル以上のリリースを予定している。さらに、同社とCom2uSのコラボレーションで、”世界的なモバイルゲームプラットフォームサービス”の開発を進め、両社のノウハウと経験を組み合わせることで相乗効果とユーザー数の拡大を図る、としている。
  
なお、同社は2014年の売上高は1200億ウォン(約114億7000万円)と見込んでいる。

 

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