Google Play、アプリ内課金の警告表示を強化 iOS7.1と同様に未成年者の課金問題に対処

3月13日付けのAndroid Policeは、GoogleがGoogle Play Storeでアプリ内課金時の警告表示の強化などをしたバージョン4.6.16を公開した、と報道した。
 
3月11日付けのIT Worldなどの複数メディアによれば、GoogleはGoogle Play Storeでの未成年者による高額課金を巡って集団訴訟が起きている。未成年者がアプリストアからフリーミアムモデル(基本無料・アイテム課金制)のゲームアプリをダウンロードしてプレイできるため、未成年者が両親の許可を得ずにゲーム内仮想通貨やアイテムを購入し、高額な支払いが発生するケースが多発していた。同様の訴訟問題は、Appleが提供するApp Storeでも生じており、Appleは先日最新のiOS7.1でアプリ内課金の警告画面表示を強化している。
 
今回のバージョンで、Google Play Storeのアプリ内課金時の警告表示のオプションが以下の3つとなった。
  1. アプリ内課金のたびにパスワードを要求する警告画面を表示する。
  2. 30分毎にアプリ内課金時にパスワードを要求する警告画面を表示する。
  3. 表示しない。

  

さらに、Google Play Storeにアプリ内課金を要するアプリをダウンロードする時には、アプリ内課金の許可確認画面が追加されている。
 
 
 
なお、新規ダウンロードアプリは設定画面で「ホーム画面にアイコンを追加する」を変更でき、万が一、子どもが両親の知らないところでダウンロードした場合にも既存アプリとの混乱を招かないように見せ方を工夫に努めている。
 
 


 

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