ソーシャルゲーム「しろつく」好調で経常益2億6000万円・黒字転換 ケイブの第2四半期業績

 ケイブ<3760>が1月14日に発表した第2四半期累計(6-11月期)の業績は、売上高14億8000万円(前年同期比26.0%増)、経常利益2億5300万円(前年同期1億0500万円の赤字)、四半期純利益1億9100万円(同1億7000万円の赤字)だった。  同社では、第1四半期に続いて黒字転換を達成したが、ソーシャルゲーム「しろつく」の有料課金が引き続き好調に推移したことが主な要因としている。  セグメント別に見ると、ソーシャルメディア・アプリ事業の売上高は4億9500万円、セグメント利益1億6000万円だった。「しろつく」は、「モバゲータウン」、「GREE」、「mixi」で配信しており、2010年11月末時点での会員数は250万人超で、会員数、有料課金とも順調に推移しているという。そのほか、iPhone/iPod touch向けアプリとして「怒首領蜂大復活」や「虫姫さまBUG PANIC」を配信した。  インフォメーション・プロバイダー事業は、売上高2億9200万円、セグメント利益1億1500万円。音楽、占い、情報、ゲーム分野のキャリア公式コンテンツを配信しているが、同時に、スマートフォン向けの移植やコンテンツの研究開発を進めている、としている。  オンライン事業では、売上高4億8600万円、セグメント利益1億0900万円。「真・女神転生IMAGINE」を配信している。ゲーム開発事業は、売上高2億0500万円、セグメント利益7900万円だった。  5月通期は、売上高30億円(前期比18.2%増)、経常利益5億7000万円(同15.8倍)、当期純利益4億2000万円(前期7億6600万円の赤字)を見込む。従来予想からは変更はない。
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
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