ユニデン、ゲーム事業で特別損失を計上…ソフトウェアの減損損失1.94億円

ユニデン<6815>は5月14日、2014年3月期の連結決算を発表し、ゲーム事業で特別損失が発生したと発表した。採算性の悪いゲームについては減損を実施。同日発表した資料によれば、ソフトウェアで1.94億円の減損損失を特別損失に計上した。ゲーム事業には子会社のニンジャドライブ(現・家庭教師合格センター)や、e-Dragon Powerが含まれており、スマートフォン向けソーシャルゲームの提供や、家庭教師の斡旋事業、ドラッグストアの運営を手掛けてきた。

ゲーム事業全体の売上高は3.57億円だった。スマートフォン向けゲーム事業では課金収入が想定を下回った一方、家庭教師事業が堅調に推移。ニンジャドライブのドラッグストア店舗を閉鎖し、店舗閉鎖損失も特別損失に計上した。

同社は、ニンジャドライブの商号を4月4日付で家庭教師合格センターに変更すると発表(関連記事)。またe-Dragon Powerは、スマホアプリ『おしおき☆パンチガール!!!』、『スカイラグーン~失われた大地~』、『ゴッドオブスフィア~千年少女と七つ首のオオドラゴン~』、『たたかえっ!ぱんどせる!!』の4タイトルを、2014年5月中にサービス終了すると発表している(関連記事)。

なお、ユニデンの2014年3月期決算の内容は、売上高が前の期比24%減の209億円、営業利益は9.94億円(前の期は11億円の赤字)だった。
 
株式会社e-DragonPower
http://e-dp.jp/

会社情報

会社名
株式会社e-DragonPower
設立
2013年1月
代表者
星野直彦
上場区分
非上場
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