2014年6月14日~6月20日の「Social Game Info」では、合計250本の記事を掲載した。この週(※)に読まれた記事の第1位は、コロプラ<3668>期待の次回作「白猫プロジェクト」に関する特集記事の第1弾だった。本作のプロデューサーから開発経緯や「こだわり」を聞き出したインタビュー記事で、「スタミナ消費がない」点や搭載予定のタッチパネルUI「ぷにコン」などの情報が明らかになった。
第2位は、セガネットワークスの戦略説明会の記事だ。『チェインクロニクル』が月商10億円級のタイトルである点はもちろん、自社タイトルの売上規模を公開している点に、驚いた読者も多かったようだ。ストアランキングの推移と組み合わせれば、各タイトルの売上規模を大まかに測る際の指標となるため、業界関係者にとって貴重な資料となりうる。この資料を一部の投資家向けに限らず、ネット上で公開したセガサミーグループの判断を評価したい。
同じ資料に掲載されていたセガのアプリ集客サービス「Noah Pass」に関する記事も7位と読まれた。総ユーザ数が4000万突破、参加アプリは240超えと着実にサービス規模が成長している。お世話になっている業界関係者も多いだろう。月間の最大送客数が10万人という数字に驚く声も見受けられた。
第3位は、App Annieが選定した2013年の年間売上トップ52企業についての記事だ。2013年通年の集計値と、やや古いデータではあるが、売上世界首位のアプリ開発企業がガンホーであることが確認できた。順位変動をみると、モバイルゲーム市場は変動の大きな市場だと、改めて感じる内容だった。
このほか、ミクシィの関連記事もよく読まれた。国内のApp Store売上ランキングで再び『パズル&ドラゴンズ』を抜いて首位に立つ場面があり、話題となった。株式市場でも買い材料となり、ミクシィの時価総額は東証マザーズ市場で首位になるまで膨らんだ。KLabやKingの新作リリース、RPG制作アプリ『RPGクリエイター』の登場、人気アニメ『selector infected WIXOSS』のアプリ化などの記事も上位に入った。記事ランキングは以下のとおり。(編集部:吉田)
※この週のランキングには、アクセス数計測ツールの遅延で前週のランキングに集計できなかった6月13日(金)のデータも含んでいる。