【ゲーム株概況(8/12)】ミクシィが連日のストップ高! 時価総額5000億円を突破 コロプラやマーベラス、KLabなども大幅高

8月12日の東京株式市場では、ゲーム関連株は総じて堅調となった。ミクシィ<2121>が連日のストップ高となり、関連銘柄への物色が活発となった。コロプラ<3668>や、マーベラス<7844>、ボルテージ<3639>、KLab<3656>などが高い。他方、前日買われたアクセルマーク<3624>やモブキャスト<3664>、エイティング<3785>が安い。

ミクシィは、本日も朝方から買い注文が殺到し、特別買い気配のまま推移し、終値は制限値幅の上限(ストップ高)にあたる前日比1000円(19.6%)高の6110円で取引を終えた。前週末8月8日、『モンスターストライク』が好調で、4~9月期の営業利益予想を約3倍に上方修正したことに加え、『LINE POP』と『モンスターストライク』のコラボを実施すると発表したことが手がかり材料視された模様。時価総額は5000億円を突破した。

コロプラも大幅高となった。新作『白猫プロジェクト』がアプリストアの売上ランキングで引き続き堅調に推移しているほか、『合体RPG 魔女のニーナとツチクレの戦士』のiOSアプリ版をリリースしたことが好感された模様(関連記事)。とりわけ『白猫プロジェクト』は、2014年9月期の業績予想には組み込まれておらず、業績への期待が出ているようだ。

また、マーベラスも大幅高となった。同社子会社のMarvelous Gamesのリリースした新作レーシングゲームアプリ『Touch Racing 2』が世界76カ国のApp Storeの無料ランキングでTOP10入りを果たしたことが材料となったもよう(関連記事)。ただし、業績への寄与を確認するには引き続き売上ランキングの推移を確認する必要があることはいうまでもない。

このほか、KLabも堅調だ。本日控えた決算発表への期待から買いが入った模様。第2四半期(1~6月期)の連結決算は、売上高95億8500万円(前年同期比34.6%増)、営業利益6億9600万円(前年同期8億8000万円の赤字)と黒字転換に成功した。ただ、四半期ベースで見ると、第3四半期の営業利益が第2四半期から横ばいとなる見通しとなっており、この点が市場からどう評価されるのか、気になるところである(関連記事)。

 
銘柄名 コード 現在値 前日比 前日比率
ミクシィ 2121 6,110.00 1,000.00 19.57%
マーベラス 7844 1,421.00 113 8.64%
ボルテージ 3639 1,574.00 122 8.40%
コロプラ 3668 4,655.00 355 8.26%
KLab 3656 2,026.00 151 8.05%
ガンホー・オンライン・エンター 3765 579 42 7.82%
ディー・エヌ・エー 2432 1,285.00 61 4.98%
バンダイナムコHLDGS 7832 3,035.00 69 2.33%
ネクソン 3659 971 19 2.00%
エイチーム 3662 6,640.00 130 2.00%
コーエーテクモHD 3635 1,550.00 30 1.97%
グリー 3632 871 13 1.52%
enish 3667 1,385.00 13 0.95%
カプコン 9697 1,964.00 18 0.92%
サイバーエージェント 4751 3,325.00 25 0.76%
クルーズ 2138 2,984.00 20 0.67%
ドリコム 3793 1,853.00 11 0.60%
スクウェア・エニックス・HD 9684 2,325.00 10 0.43%
日本一ソフトウェア 3851 622 0 0.00%
任天堂 7974 10,965.00 -25 -0.23%
ケイブ 3760 1,570.00 -5 -0.32%
コナミ 9766 2,473.00 -9 -0.36%
セガサミーホールディングス 6460 1,988.00 -14 -0.70%
アエリア 3758 1,523.00 -21 -1.36%
ガーラ 4777 180 -3 -1.64%
日本ファルコム 3723 1,061.00 -27 -2.48%
オルトプラス 3672 1,232.00 -36 -2.84%
アクセルマーク 3624 2,036.00 -67 -3.19%
モブキャスト 3664 814 -66 -7.50%
エイティング 3785 1,907.00 -163 -7.87%