【TGS2014】レベルファイブ日野社長が経済産業大臣賞を受賞 『ブラザーズ 2人の息子の物語』がゲームデザイナーズ大賞に

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、9月18日、「日本ゲーム大賞 2014(Japan Game Awards 2014)」で、「日本ゲーム大賞 2014 経済産業大臣賞」と「ゲームデザイナーズ大賞」を発表した。


■レベルファイブの日野社長が経済産業大臣賞を受賞

「日本ゲーム大賞 2014 経済産業大臣賞」は、レベルファイブ社長の日野 晃博氏を選出し、「東京ゲームショウ 2014」内で発表授賞式を執り行い、日野氏へ賞状が授与された。

受賞理由として、「レイトン教授」シリーズ、「イナズマイレブン」シリーズ、「ダンボール戦機」シリーズやスタジオジブリがアニメーションを担当した「二ノ国」シリーズなど、数々のヒット作品を手がけられ、さらには昨年発売され社会的な一大ムーブメントとなった「妖怪ウォッチ」ではゲームを起点に TV アニメ、漫画、玩具など、多くの派生コンテンツを提供している。新たな試みに満ちた数々の作品を通じて、ゲームのコンテンツとしての優位性とその可能性を示し、ゲーム産業の発展に多大なる貢献をされた点が評価されたという。

なお、「日本ゲーム大賞 経済産業大臣賞」は、近年に制作・発表された作品の実績から日本の家庭用ゲーム産業の成長・発展に寄与し、多大なる貢献をされた人物や団体を称える唯一の賞として、経済産業省後援のもと、2008年に設立された。選考は、日本ゲーム大賞選考委員による厳選なる審査を行い決定した。
 


■『ブラザーズ 2人の息子の物語』がゲームデザイナーズ大賞に

「ゲームデザイナーズ大賞」には『ブラザーズ 2人の息子の物語』(開発元:Starbreeze Studios / 日本国内での発売・販売元:株式会社スパイク・チュンソフト / プラットフォーム:PlayStation®3 オンライン配信専用)に決定した。発表授賞式のプレゼンターを務めた、ゲームデザイナーズ大賞の桜井 政博 審査員長(有限会社ソラ代表)は、受賞理由について以下のように説明した。

「2人の兄弟を右スティック、左スティックで同時に動かして進める感覚は、新鮮でインディーズらしさを感じさせながら、ストーリーとしての必然性、ゲームシステムとしての親和性も高い内容でした。加えて世界の雰囲気の作り込みなども含めて、他のタイトルと僅差ながら上回り、受賞とさせていただきました。」
 
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
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