メタップスは、11月12日、ゲームアプリ向けのプライベートDMP(データマネジメントプラットフォーム)『Metaps Analytics』の提供を開始した。
このサービスは、アプリディベロッパーが自社アプリのデータを統合的に管理し分析できるDMP(データマネジメントプラットフォーム)。導入することで以下のようなメリットがあるという。
1) アプリデータの統合管理と分析
課金額、課金回数、利用頻度などのユーザの行動履歴に基づいたセグメントを作成することができ、アプリを横断してデータを一元管理することができる。またセグメントごとにユーザの動向も分析することが可能。
2) 運営とマーケティングの最適化
各セグメントごとにきめ細かな運営施策やプロモーションが可能になる。また、各アプリのキャンペーンを一元管理でき、セグメントと流入経路を組み合わせた複数の分析軸による投資対効果が検証可能。
3) プラットフォームの構築
複数アプリのデータを横断的に管理することで、アプリ間の相互送客や、離脱ユーザの呼び戻し、無課金ユーザへの新作タイトルの告知など、複数アプリのユーザをデータとして把握することで柔軟なプラットフォームの構築が可能。
同社では、日本国内は月商で数億円から数十億円の売上をあげるアプリディベロッパーが増えており、1社で複数のアプリを運営するのが一般化している。一方、アプリマーケティングは個別のアプリごとに行われており、会員情報もアプリ単位で管理されていることがほとんどのため、アプリをリリースする度に大規模プロモーションが必要になってしまい、大きなコストが発生していた。DMPを導入することで、こうした問題に対応できるという。
■関連サービス
会社情報
- 会社名
- 株式会社メタップス
- 設立
- 2007年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 山﨑 祐一郎
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 6172