マイクロアドは、媒体社向けに提供しているスマートフォンメディアの広告収益拡大に最適化された最新鋭SSP (※1)「MicroAd COMPASS(マイクロアド コンパス)」において、本社を米国に置くAdRollの世界で最も幅広く利用されているリターゲティングに特化したDSP(※2)である「AdRoll」と、国内発SSPとして初めて、RTB(※3)を経由した広告配信取引を開始した。
「MicroAd COMPASS」は、媒体社の純広告や自社DSP「MicroAd BLADE」を含む複数のDSP、アドネットワークなどを一元管理し、最も収益が高い広告をリアルタイムで抽出し広告収益を最大化するフルフラットオークション機能(※特許出願中)を搭載した最新鋭SSP。媒体社の広告在庫の収益最大化を自動化し、広告収益の最大化を支援する。
今回の「AdRoll」との接続により、「MicroAd COMPASS」を利用している媒体社においては、CPM課金(インプレッション課金型)での高単価RTB広告の取引量が拡大することにより、さらなる収益の向上が期待できる。
「MicroAd COMPASS」は、今後も国内外の各社DSPとの提携を促進するとともに、媒体社の広告在庫におけるインプレッション価値向上に向けたサービス提供を実施していく方針だ。
(※1)SSP(Supply-Side Platform)とは、複数の広告を一元管理しメディアサイドの広告供給と収益を最適化するサービスのこと。
(※2)DSP(Demand-Side Platform) とは、複数の広告枠の配信最適化および、効果検証などの一元管理を目的に開発された広告主向けプラットフォームのこと。
(※3)RTB(Real‐Time Bidding)とは、広告の表示毎に閲覧ユーザーや広告掲載面、1ユーザーあたりの表示回数などの情報を分析して、最適と判断できる場合のみオークション方式で入札と配信が可能となる仕組みのこと。