【MMD研究所調査】シニア世代の58.8%が4年以上フィーチャーフォンを継続利用、理由に「折りたためる」など…「2015年シニア世代のフィーチャーフォン利用動向調査」第2弾を発表

MMD研究所は、フィーチャーフォンを利用する60歳以上の男女1,110人を対象に「2015年シニア世代のフィーチャーフォン利用動向調査」を実施致しました。本調査は、シニア世代における携帯電話の利用動向調査の第2弾になる。

第1弾はこちら

調査結果の概要は以下の通りとなる(以下、リリースより)。


■シニア世代の58.8%がフィーチャーフォンを4年以上継続利用
フィーチャーフォンを利用している60歳以上の男女(N=1,110)を対象に、現在利用している携帯電話の利用年数を聞いたところ、「4年以上」が58.8%、「3年以上~4年未満」が12.7%となった。一方、「半年未満」が3.4%、「半年以上~1年未満」が3.4%と、1年以内に携帯電話を購入した人は6.8%にとどまった。



■シニア世代のフィーチャーフォンで、2~3日に一回以上インターネットを利用する割合は3.8%
フィーチャーフォンを利用している60歳以上の男女(N=1,110)を対象に、電話でよく使う機能を聞いたところ、フィーチャーフォンでのインターネットについては、「毎日使う」が1.2%、「2~3日に1度使う」が2.6%にとどまり、「全く使わない」が70.8%となった。また、通話とメールについては「毎日使う」が3割を超えたが、お財布ケータイ、ワンセグについては、ほとんど使われていない結果となった。



■シニア世代のフィーチャーフォンのコミュニケーションツールの利用用途は、通話「友人・知人と」67.5%、メール「友人・知人と」57.4%、写真撮影・送信は「息子・娘と」19.3%
フィーチャーフォンを利用している60歳以上の男女のうち、「通話」「メール」「写真撮影・送信」のいずれかの機能を利用していると答えた人(N=1,106)にコミュニケーションツールの利用用途について聞くと(複数回答)電話については「友人・知人と」が67.5%、「配偶者と」が58.9%、「息子・娘と」が53.5%となった。



また、メールについては、「友人・知人と」が57.4%、「息子・娘」が51.0%、「配偶者と」が41.0%となった。



なお、写真撮影・送信については、「息子・娘と」が19.3%、「友人・知人と」が14.7%、「配偶者と」が11.0%にとどまった。



■シニア世代がフィーチャーフォンを使い続ける理由は、「操作が簡単」74.9%、「月額料金が安い」69.0%、「折りたためる」が52.2%
フィーチャーフォンを利用している60歳以上の男女(N=1,110)を対象に、次回、携帯電話を購入する際に、最も前向きに検討するものを聞いたところ、「フィーチャーフォン」が40.3%と最も多く、続いて「シニア向けフィーチャーフォン」が11.9%、「スマートフォン」が11.4%となった。また、「わからない」12.3%、「買う予定はない」8.6%といった回答もあった。



次回、携帯電話を購入する際に、最も前向きに検討するものを「フィーチャーフォン」「シニア向けフユーチャーフォン」「買わない」と回答した60代(N=674)にフィーチャーフォンを使い続ける理由を聞いたところ(複数回答)、「操作が簡単」が74.9%、「月額料金が安い」が69.0%、「折りたためる(コンパクト)が52.2%となった。



■シニア世代のチャットアプリへの興味度
フィーチャーフォンを利用している60歳以上の男女(N=1,110)を対象に、チャットアプリへの興味度をきいたところ、「使っている」が2.8%、「知っていて興味はある」が11.4%、「知らないが興味はある」が9.3%と合わせて興味度は23.5%となった。