【ゲーム株概況(7/23)】好業績観測受けコーエーテクモHDが大幅高 好決算期待のAimingも買われる ライセンス供与契約解除でアエリアが安い
7月23日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比90.28円高の2万683.95円で取引を終えた。前日の大幅安に対する反動に加え、発表が本格化してきた4~6月決算への期待感を背景に買い優勢の展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コーエーテクモHD<3635>が大幅高した。日経新聞報道で4~6月期の経常利益が四半期ベースで過去最高を更新したと報じられたこともあり、決算発表への期待感が高まっている。
また、Aiming<3911>やgumi<3903>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>も買われた。Aimingは第1四半期(1~3月)決算発表時に早くも2015年12月期の連結業績予想の修正を発表しており、7月30日の第2四半期決算発表に向けて期待先行の先回り買いが入っているようだ。
半面、前日にゲームプログラムのライセンス供与が相手先意向で契約解除になったと発表(関連記事)したアエリア<3758>が売られ、イグニス<3689>、ミクシィ<2121>、クルーズ<2138>などの下げもきつい。ミクシィは海外募集による新株発行の発行価格決定期間入りで、あらためて株式希薄化への懸念が意識されている面もありそうだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社コーエーテクモゲームス
- 設立
- 1978年7月
- 代表者
- 代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 非上場