【ゲーム株概況(8/13)】カプコンが年初来高値を更新 資金調達の進展期待でケイブも買われる ドリコムは連日の年初来安値更新

8月13日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比202.78円高の2万595.55円で取引を終えた。中国人民銀行の3日連続での人民元の実質切り下げもあり、一時はマイナス圏に沈む場面があったものの、その後、同銀が元相場を安定させる方針を示すと、前日までの下げの反動もあって買い戻しが進む形になった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日に続きカプコン<9697>が買われ、年初来高値を更新した。7月30日に発表した第1四半期(4~6月)決算(関連記事)を受けて買われた7月31日のザラ場高値を抜いてきており、ここから上値追いに弾みがつく可能性もありそうだ。

また、ケイブ<3760>も朝方から強さを見せた。ケイブは、8月11日に第18回新株予約権の割当先であるドイツ銀行ロンドン支店に対し、新株予約権の行使許可を行うと発表(関連記事)、資金調達が順調に進むことへの期待感が買いを誘った形になっている。

ほか、引け後に決算発表を控えていたミクシィ<2121>やボルテージ<3639>、イグニス<3689>、カヤック<3904>、ネクソン<3659>などが総じてしっかり。

半面、同じ13日決算発表組でもガーラ<4777>やアエリア<3758>は警戒感から売られ、gumi<3903>やアクセルマーク<3624>もさえない。ドリコム<3793>は続落で、連日の年初来安値更新となった。



■関連銘柄
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
企業データを見る
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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