【ゲーム株概況(8/18)】Aimingの見直し機運高まる エイティングは続伸 7月月次が30%増と好調のファンコミも大幅高
8月18日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比65.79円安の2万554.47円で取引を終えた。国内外の景気の先行き、特にアジア景気の先行きへの懸念が強まっており、リスク回避の動きが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、Aiming<3911>が高く、前日買われたエイティング<3785>も続伸した。Aimingは目先1300円割れまで突っ込み、上場当初の株価水準となったことで見直し機運が高まりつつあるようだ。
また、周辺株では、ファンコミュニケーションズ<2461>が大幅高した。ファンコミは、前日に発表した2015年7月の月次業績(速報)が前年同月比30%増と好調だったことが材料視されている。3月、4月、5月と伸び悩んでいた感があったが、6月、7月と2ヶ月連続で大きく伸びたことで、その成長への期待感があらためて高まっているもよう。
【関連記事】
ファンコミ、15年7月の月次売上高は前年比30.3%増 CPA型アドネットワーク、CPC/ターゲティング型アドネットワークとも30%以上の伸びを達成
ほか、モバイルファクトリー<3912>やモブキャスト<3664>、ガーラ<4777>などが買われた。
半面、イグニス<3689>が大幅安し、ケイブ<3760>やgumi<3903>も売られた。ケイブは大量保有報告書でドイツ銀行ロンドン支店による大量保有が明らかとなり、資金調達が順調に進んでいることが確認できたものの、既に株価には織り込み済みとの見方が大勢のようだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- 株式会社ファンコミュニケーションズ
- 設立
- 1999年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 二宮 幸司
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2461