【ゲーム株概況(11/12)】好決算発表を評価し、コロプラが大幅続伸 14時の決算契機に日本ファルコムは急落 コムシードは3日連日のS高

11月12日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら7日続伸し、前日比6.38円高の1万9697.77円で取引を終えた。連続上昇に対する過熱感から朝方は1万9500円台まで売られる場面があったものの、株価の先高期待が強く次第に値を戻し、後場はプラス圏での推移が続いた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日11日に2015年9月期の決算を発表したコロプラ<3668>が商いを大きく増やして大幅続伸した。第4四半期期間(7~9月)が売上高で前四半期比16.7%増、営業利益が同18.7%増と2ケタの増収増益となったことや、今期は新作6タイトルのリリースを予定していることを発表したことなどが材料視されている。
【関連記事】
【コロプラ決算説明会】"猫祭り"ふたたび! 『白猫』はDAU倍増、『黒猫』も底打ち 4QはQonQ2ケタ増収益 今期はスポーツ中心に新作6本
また、コムシード<3739>が3日連日のストップ高となったほか、エクストリーム<6033>が大幅続伸。アクセルマーク<3624>も買われた。
半面、KLab<3656>が年初来安値を更新するなど売られ、日本ファルコム<3723>は14時の決算発表(関連記事)を契機に急落した。ほか、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>やenish<3667>、gumi<3903>などもさえない。
■関連銘柄

会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高259億7500万円、営業損益12億800万円の赤字、経常損益9億4700万円の赤字、最終損益18億6600万円の赤字(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高25億2400万円、営業利益12億4000万円、経常利益12億4400万円、最終利益8億5200万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723