ファンコミ、「nex8」と「nend」がトレジャーデータの提供するクラウド型データマネージメントサービス「トレジャーデータサービス」と連携
ファンコミュニケーションズ<2461>は、ターゲティング・アドプラットフォーム「nex8(ネックスエイト)」およびスマートフォン向け運用型アドネットワーク「nend(ネンド)」が、トレジャーデータが提供するクラウド型データマネージメントサービス(DMS)「トレジャーデータサービス」と2016年1月より連携したことを発表した。
「トレジャーデータサービス」は、ファンコミュニケーションズが展開する広告事業において、広告配信ログを収集、蓄積してレポーティングに生かすだけでなく、広告主が利用する「トレジャーデータサービス」に蓄積しているセグメントデータを「nex8」「nend」と連携してターゲティング配信することを可能とした。
今回の「トレジャーデータサービス」の「nex8」「nend」への連携により、「トレジャーデータサービス」に蓄積していたファースト・パーティー・データ(自社内のデータ)に、ファンコミュニケーションズの保有する行動履歴情報やメディア情報を掛け合わせることで、より効率的な広告配信ができるようになる。例えば、アプリのアクティブ率を上げる、もしくは起動しなくなった休眠ユーザーの掘り起こし、いわゆるリテンションを狙った広告配信を行うことや、ユーザーの除外リストを作成し、特定のユーザーには広告配信をしないという制御なども可能になる。
これまでは、このようなきめ細かいターゲティング配信をするには、過去データをもとにしたセグメント作成、データの授受、広告配信に反映するという作業を高頻度で行う必要があり、業務負担が大きく、課題となっていた。今回、「トレジャーデータサービス」との連携で、CSVなどに出力することなく、アドネットワークへセキュアかつシームレスにデータの自動受け渡しができるようになり、高頻度での更新が実現し、広告効果を改善することができるようになった。
さらにその配信結果の生データを「トレジャーデータサービス」に蓄積することができ、広告配信に関するKPIの管理を簡単にし、かつPDCAのサイクルを高速に回すことができるようになる。
※1)AdExchange:さまざまな媒体やアドネットワークの広告枠を交換できる仕組み。
※2)SSP:Supply Side Platform(サプライサイドプラットフォーム)の略。メディアの広告収益の最適化などを支援する仕組み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ファンコミュニケーションズ
- 設立
- 1999年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 二宮 幸司
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2461