ドラマチックアクションRPGとして人気を博し、現在、600万ダウンロードを突破した『消滅都市』。同タイトルにおいて、2015年4月に行われた初のオフラインイベント「第1回 公式全国大会 ニコニコ超会議杯」で優勝したトッププレイヤー「消滅亭やまはん」が、ゲーム内で定期的に行われているランキングイベントの結果からキーとなったポイントを分析していく。
Wright Flyer Studiosの『消滅都市』において、1月16日~1月22日の期間、開催されていたランキングイベント「守るために ver.1.1」。本稿では、今回のイベントにおいて「総合トップ100」でよく使われたタマシイや、ランキングを通しての総括をしていく。
Wright Flyer Studiosの『消滅都市』において、1月16日~1月22日の期間、開催されていたランキングイベント「守るために ver.1.1」。本稿では、今回のイベントにおいて「総合トップ100」でよく使われたタマシイや、ランキングを通しての総括をしていく。
■イベント期間
2016年1月16日(土)20:00~1月22日(金)22:59
●ランキングイベントとは?
期間限定で開催される特別クエスト。クリア時に獲得できる「スコア」で、自身の割り振られたグループや、全国のユーザーと競い合うイベントとなっている。獲得したスコアや、最終的なグループ順位に応じて、「フクザワ」や限定タマシイをゲットするために必要な「ガチャ券」などの報酬が手に入る。なお、今回は1グループ200人前後での開催となった。
■まさに大王の貫禄! comboを活かした攻撃で他を圧倒
まずは、今回「総合トップ100」の中で最も使われていたリーダータマシイをチェック。
・「総合トップ100」人気リーダータマシイランキング
1位(77票) 征服の大王 アレキサンダー
2位(11票) 一刀両断の大女優 アイリ
3位(6票) 傾国の美女 楊貴妃
4位(4票) 猫神に選ばれし少女 チヨ
5位(2票) 打ち上げの見得 ソメノスケ
6位(1票) 火の意志を継ぐ ナルト&サスケ
(計101票)
※ゲーム内の「総合トップ100」では、101位まで表示されているため101人分で集計
使用者数77人と大半を占めた「征服の大王 アレキサンダー(以下、アレキサンダー)」が堂々の1位。敵タマシイの攻撃を受けるまで、こちらが攻撃する度に「combo」が最大20まで積み上がり、火属性キャラの攻撃力を最大3,2倍まで上昇させられる点が魅力となったようだ。また、今回のクエストでは敵が攻撃してくるまでの時間が長く、comboを持続させやすかったのも支持を得た大きな要因だろう。
逆に、先日、タマシイの変異で同じく火属性キャラの攻撃力を3,2倍にできるリーダースキルを得た「ハートシューター ルナ(以下、変異ルナ)」だが、こちらの姿は「総合トップ100」には見当たらなかった。これは、変異ルナのスキルでは防御力の高い敵を倒すことが困難であったほか、敵からのダメージが大きく、リーダースキルの発動条件である「HP80%以上」という項目を維持することが難しかったのが原因と考えられる。
また、自身のHP減少がリーダースキル発動の有無に関わらないという点で、リーダースキルにcomboが付いておりアレキサンダーとも相性の良い「傾国の美女 楊貴妃(以下、楊貴妃)」や、チェイン数によって攻撃力増加の倍率が上昇する「猫神に選ばれし少女 チヨ」、「打ち上げの見得 ソメノスケ」らをリーダーに据えてスコアを伸ばしたユーザーの姿が見受けられた。
■火属性タマシイの要はこの4体!? なんと101人全員が同じ編成に
続いて、「総合トップ100」の中でよく使われていたサブタマシイをチェック。
・「総合トップ100」人気サブタマシイTOP10
1位(各101票) 謎の美人ディーラー ミヅキ
非情のクィーン ハート
神業ブレイカー チハル
鮮烈の強盗リーダー カレン
(計404票)
※ゲーム内の「総合トップ100」では、101位まで表示されているため101人分で集計
サブタマシイに関しては、なんと、「総合トップ100」に掲載されている101人全員が同じ編成に。
「神業ブレイカー チハル(以下、チハル)」のチェインアップと「謎の美人ディーラー ミヅキ(以下、ミヅキ)」のスフィア変換+飛行のスキルを使ってフィーバーに入り、「非情のクィーン ハート」や、「鮮烈の強盗リーダー カレン」に各リーダーのスキルを組み合わせて敵のHPを一気に削るという戦略が広く採用されたようだ。
また、チハルのスキルレベルが高いほど味方が攻撃している(スフィアが流れてこない)時間が短くなり、繰り返しフィーバーに入れるため、comboが付いているアレキサンダーや楊貴妃とも相性が良かった模様。
■ランキングイベント「守るために ver.1.1」を筆者が総括
難易度100の追加やバトル数の増加など、復刻ランキングとしては初のリニューアルが試みられたランキング。
バランス調整がなされたことで、スキルの使用タイミングやクリアタイムに前回開催時からの違いは見られたものの、ベースとなるタマシイ編成部分には大きな違いが見られなかった。特に、先述した「ハートシューター ルナ」や、イベント開催のタイミングでガチャに追加された「紅蓮のコールバーン」など、新たなタマシイの活躍が見られなかったのは少しばかり残念である。
火属性サブタマシイの編成が一辺倒になってしまっただけに、今後の木属性ランキングでは新たな可能性を秘めた編成の登場にも期待したい。
■著者 : 消滅亭やまはん
「寝ても覚めても『消滅都市』」をモットーに生きるプレイヤー兼編集者。『消滅都市』歴1年6ヶ月。ゲームを始めてすぐに「伝説の刑事 リョウコ」に出会い、恋に落ちる。その後、「第1回 公式全国大会 ニコニコ超会議杯」で優勝し、「唯一帝 ナポレオン」を所持する世界で唯一のプレイヤーとなった。
■『消滅都市』
(c) Wright Flyer Studios, Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社WFS
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 柳原 陽太