フリービット<3843>は、本日(6月14日)、2011年4月期の連結業績を発表し、売上高232億8200万円(前期比58.3%増)、営業利益1億9000万円(同53.4%減)、経常利益2億1900万円(同72.7%減)、当期純損益9億2700万円の赤字(前期10億2200万円の黒字)だった。
主力のインターネット接続業者向けのインターネット接続サービスは、ベッコアメ・インターネットの子会社化した効果もあり、売上高71億0500万円、セグメント利益11億2000万円と堅調に推移した。
しかし、リアルデータセンター撤退に伴う損失、衣料販売事業の損失計上、ユビキタス家電の製造販売で震災の影響で配送に支障が生じたことなどもあり、営業利益、経常利益は大幅な減益となった。
最終損益は赤字となっているが、特別損失として、ギルドグループの売却、DTIアウトバンドテレマの整理などを計上したほか、JPSののれん減損損失などを計上したことによる。
2012年4月期は、売上高205億円(前期比11.9%減)、営業利益9億円(同373.4%増)、経常利益9億5000万円(同332.3%増)、当期純利益5億円(黒字転換)を見込む。