Super Evil Megacorp『Vainglory』の大会に、e-sportsの名門チーム「Team SoloMid(TSM)」が参入
Super Evil Megacorpは、3月11日、『Vainglory(ベイングローリー)』の大会に、e-sportsの名門チーム「Team SoloMid(TSM)」が新たに参入すると発表した。TSMが『Vainglory』の現世界王者であるチーム「Alliance」を獲得したとのこと。
TSMは、2011年の設立以来、毎年『リーグ・オブ・レジェンド』の世界大会に出場していることでも知られる世界有数のチームで、Allianceは今後、TSMのVainglory部門として競技を続ける。モバイルe-sportsとして成長し続けるVaingloryは、先月行われたモバイルワールドコングレスでGLOMO賞「Best Mobile Game」を獲得したほか、ゲーム実況サイトTwitchで1.5億分もの視聴を記録し、2015年に最も成長したモバイルゲームと発表された。
北米のTeam SoloMidに加え、ヨーロッパではTeam Secret、G2 eSports、SK Gamingといった名だたるプロチームがすでにVainglory部門を設けるなど有力チームが続々と参戦している。また、Vainglory専属チームとして活動するGankstars、Halcyon Hammers、Phoenix eSportsなども企業スポンサーを受け、Vaingloryのプロチームとして活動するなど、『Vainglory』は一層の盛り上がりをみせている。
■Team SoloMidのCEOであるAndy “Reginald” Dinh氏
「私たちはe-sportsのグローバルリーダーとして、常に拡大し続け新しいファンを魅了したいと思っています。ここ数年でモバイルゲームのコミュニティは急速に拡大しており、Vaingloryはe-sportsとしても爆発的な人気を誇っています。モバイルゲームの人口を考慮すると、Vaingloryには大きな可能性があると考えています」
■Super Evil MegacorpのCOOのKristian Segerstrale氏
「Vaingloryは初めての公式大会が開かれて一年も経っていませんが、驚くべきスピードでe-sportsシーンが成長しています。視聴者数が急増し、たくさんのプロチームや企業パートナーが関わっています。モバイルの競技ゲームは、現在人気があるPCやコンソールゲームをいつか超える存在になると思っています。『Vainglory』のプレイヤーコミュニティとともに、その道を歩んでいることに誇りを持っています」
■CullTheMeek選手
「このような機会をいただき、夢が叶った気分です。私は昔から熱心なゲーマーだったので、北米e-sportsの頂点であるTSMは憧れでした。子どもの頃から、自分の情熱を捧げられる職業を見つけるように両親から言われていました。TSMからついにその機会が与えられ、感謝しています。私たちは常に成功のため努力していますし、そのために必要な環境を得ることができました。このチャンスをいただきこの上なく感謝していますし、私たちのこれからの活動はTSMの名に恥じないものになると信じています」