ドリコム<3793>は、2016年3月期の連結決算を発表し、売上高65億3400万円(前の期比10.5%減)、営業損益2億0600万円の赤字(前の期3億0100万円の黒字)、経常損益2億1700万円の赤字(同2億7800万円の黒字)、最終損益5億3700万円の赤字(同1700万円の黒字)となり、減収・赤字転落となった。
同社では、主力のソーシャルゲーム事業で、IPタイトルなど既存ゲームの収益寄与はあったものの、第1四半期にリリースしたオリジナルタイトル『崖っぷちバスターズ』がリリース直後から想定を下回った、としている。『フルボッコヒーローズ』は他社コンテンツとのコラボを継続的に展開し、ユーザーからの支持を集めたという。また『ちょこっとファーム』と『陰陽師』もリリースから長い時間が経ったが、収益に寄与したという。
なお、『崖っぷちバスターズ』に関しては、初期改修後も収益性の改善が期待できなかったことから減損処理を実施したとのこと。またアプリポートフォリオの見直しに伴い、2タイトルのオリジナルゲームアプリの開発中止も決定し、減損処理を行っている。同社は、スマートフォンアプリに関してはIPタイトルを中心に展開する方針を明らかにしている。
【関連記事】
・【ドリコム決算説明会】オリジナル路線からIPタイトル中心に転換進む 「投資局面から収益化局面へ」 12月単月黒字、4Qは営業黒字の見通し
【追記】
第4四半期の数字を見ると、売上高16億4600万円(前四半期比5.6%増)、営業利益1億1300万円(前四半期2900万円の赤字)、経常利益1億0500万円(同2300万円の赤字)、最終利益1億5200万円(同4億7200万円)となり、増収・黒字転換に成功した。
2017年3月期の業績予想は非開示。第1四半期のみ発表し、売上高15億円(前年同期比8.2%減)、営業利益ゼロ(前年同期2億0500万円の赤字)、経常利益ゼロ(同2億1000万円の赤字)、最終利益ゼロ(同1億5300万円の赤字)を見込む。
同社では、主力のソーシャルゲーム事業で、IPタイトルなど既存ゲームの収益寄与はあったものの、第1四半期にリリースしたオリジナルタイトル『崖っぷちバスターズ』がリリース直後から想定を下回った、としている。『フルボッコヒーローズ』は他社コンテンツとのコラボを継続的に展開し、ユーザーからの支持を集めたという。また『ちょこっとファーム』と『陰陽師』もリリースから長い時間が経ったが、収益に寄与したという。
なお、『崖っぷちバスターズ』に関しては、初期改修後も収益性の改善が期待できなかったことから減損処理を実施したとのこと。またアプリポートフォリオの見直しに伴い、2タイトルのオリジナルゲームアプリの開発中止も決定し、減損処理を行っている。同社は、スマートフォンアプリに関してはIPタイトルを中心に展開する方針を明らかにしている。
【関連記事】
・【ドリコム決算説明会】オリジナル路線からIPタイトル中心に転換進む 「投資局面から収益化局面へ」 12月単月黒字、4Qは営業黒字の見通し
【追記】
第4四半期の数字を見ると、売上高16億4600万円(前四半期比5.6%増)、営業利益1億1300万円(前四半期2900万円の赤字)、経常利益1億0500万円(同2300万円の赤字)、最終利益1億5200万円(同4億7200万円)となり、増収・黒字転換に成功した。
【ドリコムの四半期売上高・営業利益の推移(億円)】
■2017年3月期の業績見通し
2017年3月期の業績予想は非開示。第1四半期のみ発表し、売上高15億円(前年同期比8.2%減)、営業利益ゼロ(前年同期2億0500万円の赤字)、経常利益ゼロ(同2億1000万円の赤字)、最終利益ゼロ(同1億5300万円の赤字)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793